沖縄については、
と過去2回にわたって書いたのだが、やはりまだ存在していたようなので紹介したい。
南国の島の恋人
「南国」と書いて「みなみ」と読ませるらしい。ルビが振ってある。海をバックに2人のカップルのシルエットが浮かび上がる写真は、琉球の恋人にも使われているが、
琉球の恋人が昼間の写真なのに対して、こちらは夕方の写真になっているのがいい。あえてなのか?
裏には擬人化したハートのカップルがあしらわれている。
販売しているのは南国製菓。ちんすこうをメインにつくっている会社のようだ。
箱を開けて広げてみた。箱裏のイラストが個包装にプリントされている。
ラングドシャクッキーでなく、ちんすこうなのだが、ハート型なので本家やその他傍流の恋人たちよりも恋人感にあふれている。ただ、チョコチップの散らかり具合が見た目若干気持ち悪い…。
ちんすこうってもっと口どけがいい印象なのだが、こんなものだったかな…? ただ他の沖縄にいる恋人は基本クッキーなので、その地元レペゼンなところは評価したい。
宮古島の恋人
沖縄というくくりでいいのか疑問だが、一応入れておく。観光客が近年増え続ける宮古島にいる恋人。全国の恋人系お菓子業界の雄・長登屋の流れをくむ恋人だが、通常の長登屋系恋人が横長なのに比べ、こちらは正方形。正方形なのは沖縄の恋人と同様だ。沖縄土産は小さめのほうがいいということなのだろうか? 砂山ビーチ、来間大橋のイラストをカラーで入れつつ、
飾り罫の四隅のハイビスカスのあしらいがしゃれている。
裏は長登屋系のフォーマットそのまま。
販売者は魅輝舗。しかし、たまに社名だけでなく、名前まで書いてある場合があるのだが、これはなぜなのだろう? 例えば門司港の恋人は
になっている。ちなみに調べるとこの上原日出史という人は魅輝舗の代表者だった。
http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=1546
宮古島、いろいろ面白いな。
包み紙をはがした箱は、白一色の場合が多いが、これは謎のレンガっぽいプリントが施されている。
恋人の個包装は長登屋系の共通のものになっている。
なので中身も全国共通の味だ。普通のチョコでなく、熱帯の果実の味わいを求めるのは贅沢な望みなのだろうか…。