全国の恋人たち(39) 関西にまだまだまだいた恋人たち

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 関西は面白い恋人を生んだ土地だけに、恋人のラインナップも充実している。もちろん過去に何度も紹介しているが、 

追加で見つけた人を紹介しておきたい。

白城の恋人

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「白城」という言葉はたぶん造語だと思うのでちょっと身構えてしまうが、どうも姫路城のことであるらしい。だったら白鷺の恋人とかがいいと思うのだが、商標の関係なのか、それとも平成の修理を経てかなり白くなった城をアピールしたいのか、白城になっている。全体のデザインは大阪の恋人などと同じフォーマット。販売者が長登屋なことが多いので長登屋系恋人と呼んでいるもので、もちろんこれも販売者を確認するとナガトヤになっている。

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名古屋が本社の会社で、大阪の拠点はなぜかカタカナ表記。

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これは姫路城の鬼瓦なのだろうか。

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この四隅にあるコマ、知らなかったのだが姫路独楽というのがあるのか。城、鬼瓦、コマ、ちゃんと和の統一感があり、担当者のやる気を感じさせる。

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 これはパッケージ裏。長登屋系恋人共通のデザイン。

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 中身の見た目も共通…。

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何度か書いているが、長登屋系恋人は箱をいったん開けるとあとは共通仕様(味も)なのが悲しい。

宝塚の恋人

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宝塚の劇場で売っている恋人。宝塚歌劇の観劇ついでに購入する公式グッズ的な要素もあるので、パロディとはいえ作りに気合いが入っている。なんとなく劇場の外観の雰囲気に合わせてるのだろうか?もう少しフォルムを本物に近づけてもいい気がする。

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裏からみたところ。

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製造者は福進堂総本店。和菓子の老舗のようだ。外見はいかにも洋菓子っぽいのだが…。

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屋根の窓のあたり、立体表現がいい感じだ。

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外見のハイカラ風なところと、中の個包装の「やわらか焼き」の字面がいまいちしっくりこない。

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この形は…瓦せんべいか。宝塚歌劇と瓦せんべいのイメージがやはり結びつかない。ただ焼き印のイラスト、TAKARAZUKAの文字や配置はいかにもハイカラっぽい感じがしてそこだけは宝塚歌劇と合うように思う。形が瓦せんべいなだけで、食べるとちょっとしっとりしている。パッケージには「カステラ風やわらか焼」とあったし。食感は屋台のベビーカステラに近い。堅くもなく、柔らかくもなく、変な食感。もう少し柔らかいといいのかも。