各地の観光地にいる恋人は、本家の白い恋人をはじめ、「自分が旅行先で偶然出会った運命の人」みたいな設定があると思っている。だが、特定の誰かではなく、複数になっている恋人も存在する。複数形になると、自分が出会った恋人(になる人)というイメージでなく、旅先で仲睦まじいカップルを見かけましたよというような意味合いに変わって、なんというかロマンティックな要素が少し欠けて味気なくなる。
これまですでに紹介済みなのは
とかだ。
ここではまだ紹介してなかった複数形の恋人を取り上げたい。
白い恋人たち
意外と直球スレスレを狙った恋人。ネーミングが似ていても、ラングドシャクッキーでなければ裁判もせず黙認するみたいなルールがあるのだろうか?パッケージは、80年代リバイバルの流れで生まれたファンシーリバイバルぽさを感じるが、80年代からずっとこのデザインで売られてきた可能性も捨てきれない。スキーっていうのも、今となっては若干の古さを感じるスポーツではあるし。
裏はこんな感じ。製造者は…
新潟の浅草屋産業というところ。
ここだ。残念ながらこの恋人は定番商品ではないっぽい。
中身はシュガーコーティングされたピーナッツ。ラングドシャクッキーではなくて、おばあちゃん家の常備お菓子だった。ただちゃんと見た目が白いので、ラングドシャクッキーのやつよりも「白い恋人」にはふさわしいかもしれない。