全国の恋人たち(19) どこにもいない恋人たち

これまで紹介してきた恋人たちは、その土地土地の名を持ち、土地の記憶と深く結びついていた存在が多かったが、ここに紹介する恋人たちは、どこにいるのかわからない、あるいは土地に縛られない恋人たちだ。

辛い恋人

f:id:terrortwilight:20170205153639j:plain

大阪の恋人をはじめとする長登屋フォーマットの恋人なのだが、地名がない。同じラングドシャクッキーなのに、味が辛いときた。

f:id:terrortwilight:20170205153917j:plain

ちゃんと販売者は長登屋になっている。

f:id:terrortwilight:20170205154117j:plain

寺の前で物思いにふけている女性が存在している。彼女が恋人なのだろうか?

f:id:terrortwilight:20170205154202j:plain

この絵からすると、恋人は京都・祇園にいるものと思われる。

ajikou.com

ここみたいだ。この会社のキャラクターを置き、飾り罫には「登録商標」とも書いていてコラボをアピールしている。しかし白い恋人本家・石屋製菓のことはどこにも書かれていない。ただ、この「登録商標」と書かれたあたりの絵巻物風の処理は全国多数の恋人を見慣れると新鮮で好感が持てる。

f:id:terrortwilight:20170205153736j:plain

f:id:terrortwilight:20170205154302j:plain

ほかの恋人たちと体裁は全く同じだが、辛いはず…。「日本一辛い」とか銘打ってるし。

f:id:terrortwilight:20170205160140j:plain

開けてもほかと変わらない外見だ。

f:id:terrortwilight:20170205160203j:plain

なかに入っている12枚は全部罰ゲーム的な辛さなのか…と気が重くなりながら食べてみたが、さほど辛くない。若干失望したかも。チョコレートは変わらず挟まっているので、チョコレートの甘さと中和してマイルドになり、まあちょっとは辛いけどね…みたいな味わいで、罰ゲームに使えるものではなかった。柿の種チョコを思い出した。あれも一過性に終わるかと思ったが意外と息の長い商品だな。 

妖怪の恋人

f:id:terrortwilight:20170402150837j:plain

妖怪ウォッチ」とのコラボ商品。どことコラボしているのかというと、本家・石屋製菓ではなく、もちろん地域に根ざしたご当地恋人系の元祖・長登屋だ。

f:id:terrortwilight:20170402151107j:plain

なので著作権表記は妖怪ウォッチのだけで、石屋製菓のことはどこにも触れられていない。

f:id:terrortwilight:20171026002626j:plainf:id:terrortwilight:20180108144838j:plain

この恋人は妖怪ウォッチグッズを売っている公式ショップのヨロズマートで遭遇した。上の写真にもヨロズマートのロゴがある。ファミマのパロディだ。

ヨロズマートでは菓子メーカーとコラボしたお菓子をいくつか出している。

f:id:terrortwilight:20170401121354j:plain

これは愛媛・松山の一六タルトとコラボしたコマタルト。狛犬の妖怪であるコマさんの頰や風呂敷の柄をタルトの断面で表現している。

f:id:terrortwilight:20170401121527j:plain

これはコンセプトと味のクオリティが両立していて非常に好感が持てる。

登場している妖怪は、恋人→女性の連想からか、女の妖怪(と人間の女の子の主要キャラのフミちゃん)で占められている。といってもそれだけでは子供たちのハートをつかめないと思ったからなのか、レギュラーのキャラであるジバニャンとウィスパーが女装して参加している。

f:id:terrortwilight:20170402151638j:plain

f:id:terrortwilight:20170402151653j:plain

側面にも違う妖怪が描かれている。

f:id:terrortwilight:20170402152041j:plain

プリントされた紙に包まれていたので箱自体は無地。

f:id:terrortwilight:20170402152119j:plain

だが個包装も全国恋人系共通でなく、ちゃんとオリジナルのものだ。

f:id:terrortwilight:20170402155058j:plain

あ!妖怪がプリントされている。この妖怪は

f:id:terrortwilight:20171026001655j:plain

これかな?

f:id:terrortwilight:20170402153223j:plain

そうするとこれは

f:id:terrortwilight:20171024012323j:plain

これで、

f:id:terrortwilight:20170402153715j:plain

これが

f:id:terrortwilight:20171024012610j:plain

これで、

f:id:terrortwilight:20170402154255j:plain

これは

f:id:terrortwilight:20171024012622j:plain

これになり、

f:id:terrortwilight:20170402154617j:plain

これは

f:id:terrortwilight:20171024012343j:plain

これで、

f:id:terrortwilight:20170402153944j:plain

これは

f:id:terrortwilight:20171024012513j:plain

これだし、

f:id:terrortwilight:20170402154903j:plain

これは

f:id:terrortwilight:20171024012529j:plain

これか。残念ながら、12枚入りの1箱にこれしか種類が入ってなかった。外箱にはもっとキャラがいたのに…。

 

ゴルフが恋人

f:id:terrortwilight:20170604142856j:plain

これに至ると、恋人はゴルフだと言い切ってしまっており、ほかの恋人系お菓子のように、擬人化してイメージできる恋人は存在しない。女など不要だと言わんばかりの勢いで、ほかの恋人には存在する、「旅先で出会った、恋人になるかもしれない人」のようなロマンティックな要素はゼロだ。この恋人、ゴルフコンペの賞品を販売しているサイトで購入した。

www.henkaq.com

f:id:terrortwilight:20170604143447j:plain

販売者は大阪の会社アンバリッドというところで、上記のサイトの運営会社だ。このネーミングは関西のノリがなせるものなのか。

f:id:terrortwilight:20170604143542j:plain

なので長登屋系の恋人とは異なる問い合わせ先。

f:id:terrortwilight:20170604152017j:plain

これも包装紙にプリントしてるタイプで、箱自体は白い。

f:id:terrortwilight:20170604143934j:plain

個包装はゴルフとも恋人とも書いておらず、ラングドシャとだけ書かれている。ゴルフ以外にも流用されているのだろうか?

f:id:terrortwilight:20170604144021j:plain

表面はちょっとシュガーコーティングされている。

f:id:terrortwilight:20170604144038j:plain

横にすると意外と厚みがあるのに驚き。クッキーに挟まれているのはウエハースだった。チョコじゃない。こういうのってありなのか?と思って食べたのだが、以外とありだった。ウエハースの存在感がしっかりしてて食べごたえがある。

きな粉の恋人

f:id:terrortwilight:20171104123103j:plain

夏みかんの恋人のように郷土の名産を持ってくるパターンがある。だがこの恋人は場所に関する情報が見当たらないし、そもそもきな粉の名産地と言われてもあまりピンとこない。地名はないが、デザインは長登屋系に則ったもの。ロゴの色とかはきな粉の色になっている。

f:id:terrortwilight:20180130013232j:plain

きな粉だからもともとは大豆なんだよなー。あまり意識しないことだけれども。

f:id:terrortwilight:20180130013220j:plain

豆取り出す前もイラストにしてるけど、これもあまりなじみがないから、余計わかりづらくなっているような気が。

f:id:terrortwilight:20171104114840j:plain

で販売者は大阪のヘソプロダクション。ここは以前紹介した、大阪バナナの恋人大阪ピーチの恋人大阪のアモーレを販売しているところだ。大阪バナナの恋人は、増え続ける長登屋系恋人へのカウンターとして生まれたように思えるのだが(詳細は大阪バナナの恋人で以前書いたことを参照)、その大阪バナナの恋人を販売するヘソプロダクションが長登屋系に合流していく流れが興味深い。

f:id:terrortwilight:20171104123125j:plain

f:id:terrortwilight:20171104114945j:plain

表のデザインもそうだし、裏の記載(フリーダイヤル番号も)、個包装のデザインも長登屋系フォーマットを遵守している。長登屋の軍門に下ったのか…?

f:id:terrortwilight:20171104115042j:plain

f:id:terrortwilight:20171104115147j:plain

で中身なのだが、チョコはきな粉色しているわけではなかった。味も通常の長登屋系とあまり違い感じられなかった。本当にきな粉味なのかと疑ってしまう。クッキーのバター風味に埋もれてしまっている印象だ。一応原材料を確認すると

f:id:terrortwilight:20180201005124j:plain

入ってはいた。

抹茶の恋人

f:id:terrortwilight:20171104123006j:plain

抹茶だから京都なのかな?静岡なのかな?とか頭に浮かぶ。

f:id:terrortwilight:20180203021356j:plain

ここまでイラストにしているということになると、やはりお茶の産地にいる恋人だろうから、静岡や京都だけじゃなく、八女茶の福岡県とか?いや愛知県の西尾茶もブランドを確立しようとしてるみたいだし…

f:id:terrortwilight:20171104120021j:plain

と考えながら販売者を見ると、きな粉の恋人同様、大阪にあるヘソプロダクションであることがわかる。全然関係ない。

f:id:terrortwilight:20171104123028j:plain

パッケージデザインは長登屋系をしっかり守っているもので、裏面もまったく同じ。

f:id:terrortwilight:20171104120425j:plain

なのでここも同じだ。

f:id:terrortwilight:20171104120448j:plain

なかに入っているのが抹茶のチョコのため、クッキーもうっすらと緑が透けてみえる。以前紹介した京都の恋人も抹茶チョコをラングドシャクッキーで挟んだものだったが、あれはこんなに緑が透けてなかったような気がする。たまたまなのか、それともクッキーが薄いのか?

f:id:terrortwilight:20171104120511j:plain

それだけに、ちゃんと抹茶のほのかな苦みがあり(きな粉の恋人とは大きな違い)好印象だった。

 

terrortwilight.hatenablog.com

 

terrortwilight.hatenablog.com

全国の恋人たち(18) まだ関東にいる恋人たち

群馬の恋人

f:id:terrortwilight:20170604144800j:plain

群馬の恋人も長登屋系の恋人だ。ほぼ長登屋系の様式美を守っている。

f:id:terrortwilight:20171123021914j:plain

温泉が描かれている。群馬で温泉といえば草津だろうと思うのだが、草津の恋人というのは別に存在している。なぜあえて群馬の恋人をわざわざ作っているのか?

f:id:terrortwilight:20171123021920j:plain

たぶんコイツのせいではないだろうか。だるまで有名な高崎で恋人を売りたい!だけど草津の恋人だとちょっと違うんだよなー…そこそこ離れてるし。群馬の恋人を作らないとダメだよ、とか企画会議で発言した者がいたに違いない。そうして群馬の恋人を作ろうとしたのはいいものの、だるま以外に何のイラストを入れるかで散々悩んだあげく、やっぱ草津温泉しかねえか…と渋々温泉の絵を入れたのではないかと勝手に想像している。だるまのイラスト2つ、という手もあったのかもしれない。色違いとかで。

f:id:terrortwilight:20171123021928j:plain

ただ、I♥︎LOVE GUNMA部分に強引にだるまを持ってきているので、さすがにだるま3つはやりすぎでしょう!みたいな意見が出たために温泉にせざるを得なかったのかもしれない。しかしだるまの顔の描写が細かいな。ほかにこだわれるところがなかったのだろうか?

f:id:terrortwilight:20170604144828j:plain

相変わらず長登屋系恋人共通のフリーダイヤル。

f:id:terrortwilight:20170604144939j:plain

販売者はちゃんと長登屋だった。カタカナのナガトヤ表記しているところもあるのだが(大阪や東京はカタカナのナガトヤ表記)、ここは漢字。

f:id:terrortwilight:20170604145036j:plain

中身は同じ全国共通仕様。

f:id:terrortwilight:20170604145119j:plain

f:id:terrortwilight:20170604145143j:plain

このあたりもまったく同じ。味のバリエーションはなし。あまり判で押したように同じだと食べてて悲しくなることがある。全国の恋人を食べ比べる人がほかにいないので、誰にもわかってくれない悲しみなのだが。

小江戸 川越の恋人

f:id:terrortwilight:20171202124742j:plain

川越の恋人は限定であることを強調している。ほかの全国の恋人のような、長登屋フォーマットのデザインではないということを強調したいのではなくて、

f:id:terrortwilight:20171209150118j:plain

多分さつまいも味のほうを強調したいのだろう。川越限定っていうと小江戸ビールが思い出されて、さつまいもの印象はないのだが、

川越とサツマイモ/川越市

というページの存在を見つけた。このページは

川越はサツマイモのイメージが定着しているよね。

から文章が始まっていた。川越とさつまいもの関係について、これまでまったく知らなかったことを深く恥じ入るばかりだ。

f:id:terrortwilight:20171202124901j:plain

裏面のお問い合わせフリーダイヤルは長登屋系恋人の共通番号だったが、

f:id:terrortwilight:20171202125000j:plain

販売者はケヤキ堂という会社になっている。販売者が印刷されているテープの印字は長登屋系と同じデザインなのだが。

f:id:terrortwilight:20171202125501j:plain

箱に直接プリントしているのではなく、印刷された紙にくるまっているパターン。沖縄の恋人などと同じだ。箱自体にはなぜかレンガ風のデザインが施されている。

f:id:terrortwilight:20171202125603j:plain

個包装は川越オリジナル。さすが限定。

f:id:terrortwilight:20171202125658j:plain

f:id:terrortwilight:20171202125714j:plain

写真ではわかりづらいが、通常の恋人系のホワイトチョコに比べ、黄色がかったチョコが挟まれている。ほのかにスイートポテトっぽくて好印象。

横浜 黄色い恋人

すでに黄色い恋人は関西にいて紹介済みなのだが、横浜にも別の恋人がいた。

f:id:terrortwilight:20170929132526j:plain

すでに紹介した恋人は、黄色い新幹線のドクターイエローをモチーフにした恋人だったが、こちらはバナナラングドシャなので黄色いようだ。

f:id:terrortwilight:20171203174845j:plain

バナナの皮のこの曲線がちょっとエロティック。

f:id:terrortwilight:20180104011235j:plain

右下にある第5768641号って何なんだろうと思ったら、商標登録の番号だった。商標の出願状況などを見ることができる特許情報プラットフォームで調べてみると

f:id:terrortwilight:20171126012419j:plain

面白い恋人では本家の石屋製菓と裁判沙汰になってしまったので、うちは正しく商標登録してますよというアピールのようだ*1。権利者は長登屋ではなく、はやしという会社だった。ここか。

k-hayashi.jp

本社は神奈川ではなく、長野の会社だった。

f:id:terrortwilight:20170929132700j:plain

販売者の横浜マリンフーズというところは、上記の株式会社はやしの横浜営業所になっている。

f:id:terrortwilight:20170929132848j:plain

外箱パッケージデザインが個包装にも使われている。ただ、ここには横浜という文字が書かれていない。どうもこの黄色い恋人、同じデザインで飛騨高山にも存在しているようで、中身を使い回すためにあえて横浜という地名を外したようだ。

f:id:terrortwilight:20170929133038j:plain

ちょいエロな恋人たちが1枚1枚にプリントされている。この程度のこだわりでいいので、長登屋には見習ってなんとかしてもらいたいところだが…

f:id:terrortwilight:20170929133128j:plain

バナナ味のお菓子はどうしても人工的な味わいのイメージが強い。以前紹介した大阪バナナの恋人とか。ただ、これはそこまで人工感なくておいしい。大阪バナナの恋人や東京ばな奈はもっと人工感あった気がする。

栃木 乙女の恋人

f:id:terrortwilight:20180107141501j:plain

栃木の恋人は別にあるので、こちらは乙女の恋人。とちおとめにかけていて、かつイチゴ味なので、そこはうまくまとめている。0系である本家や100系といえる長登屋系への反発なのか外見を黒基調にしているところも好感が持てる。

f:id:terrortwilight:20180107181516j:plain

やはり気になったのが横浜 黄色い恋人同様、登録商標の番号を表示していることだ。これはやはり石屋製菓に対する忖度なのだろうか? 上記の特許情報プラットフォームで乙女の恋人を調べてみると

f:id:terrortwilight:20180107183216j:plain

出願日が面白い恋人騒動の13年前になっている。それでもあえて入れてるのか…。

f:id:terrortwilight:20180107141651j:plain

長登屋系ではないのでフリーダイヤルの番号も違うのだけれど、販売者を見ると

f:id:terrortwilight:20180107182503j:plain

ダイエーとある。ダイエー…?????? 何をやってるんだと思ったら、あのダイエーじゃなく、栃木にある別の企業だった。

nikko-daiei.jp

f:id:terrortwilight:20180107142124j:plain

f:id:terrortwilight:20180107142145j:plain

ちょっと見えにくいが、イチゴのチョコが挟まっている。とちおとめだからなのか?イチゴ味がしっかりしていておいしい。福岡の恋人とかもイチゴ味だったが、こっちのほうがおいしかった。福岡の恋人は特にあまおうを使ってるわけではなかったし。

原宿の恋人

恋人も1県に1人というわけにはいかず、複数の恋人が存在する。東京の恋人の独占状態に反旗を翻したのがこの原宿の恋人だ。

f:id:terrortwilight:20170722140230j:plain

これまで長登屋系の恋人で、商品名の上部のキャッチコピーのような文言には、「めっちゃ好きやねん❤︎」などの方言パターンか「I ❤︎(地名)」パターンの2つしかなかったのだが、今回は「好きです、原宿」となっている初めて見かけるパターンだ。商品名ロゴも明朝体の固い感じでなく、ちょっとくだけたものになっている。精一杯の背伸びをしておしゃれになってみましたというところだろうか?それにしても誰に向けてのアピールなのだろうか???しかし、好きですとストレートに言われると、どうしても思い出すのは好きですサッポロなんだよな…それでサッポロ→白い恋人という連想が浮かぶ。イラストは原宿駅と竹下通りの入口のアーチ。カワイイ的なものや裏原的なものはあえて無視しているところが面白い。

f:id:terrortwilight:20171211102530j:plain

正統の長登屋系恋人は、筆記体で「旅の思い出のお菓子」だとかなんとか共通の文言が英語で書いてあったが、これはブロック体になっているうえ、英文も違う。

f:id:terrortwilight:20170722141452j:plain

長登屋系恋人の共通お問い合わせフリーダイヤルの番号とは異なる番号だ。これ実は長登屋系じゃないのかな?と思っていたら

f:id:terrortwilight:20170722141137j:plain

販売者はナガトヤだった。番号は東京のナガトヤのフリーダイヤルのようだ。

f:id:terrortwilight:20170722142102j:plain

これも包装紙にプリントされており、箱自体は真っ白。

f:id:terrortwilight:20170722142322j:plain

そしていつもの個包装。

f:id:terrortwilight:20170722142538j:plain

f:id:terrortwilight:20170722142555j:plain

味もいつもの長登屋系ホワイトチョコだった。

渋谷の恋人

f:id:terrortwilight:20170722135309j:plain

東京に反旗を翻した恋人は原宿だけでなく、渋谷にもいた。

f:id:terrortwilight:20180107172602j:plain

この恋人、見かけるようになったのはつい最近(2017年)で、それ以前は遭遇していない。これをいま持ってくるところが味わい深い。

www.itmedia.co.jp

これが2010年末のニュースだからね!

f:id:terrortwilight:20170722135418j:plain

フリーダイヤルは長登屋系共通。これはラングドシャクッキーの恋人ではなくショコラクランチの恋人だが番号は同じ。

f:id:terrortwilight:20171229034124j:plain

原宿の恋人と同じナガトヤ。まあ東京の恋人も同じだが。

f:id:terrortwilight:20170722135654j:plain

これも表面紙でくるんでいる恋人なので、はがすと箱は真っ白。

f:id:terrortwilight:20170722135814j:plain

ショコラクランチ系の共通の個包装だ。箱をくるんだ紙をはがすと、もはや何の恋人なのかわからなくなってしまうのが悲しい。

f:id:terrortwilight:20170722135835j:plain

f:id:terrortwilight:20170722135848j:plain

ホワイトチョコがコーティングされている。同じ姿をしたものは、過去に紹介したものだと宮崎の初恋とか飛騨の恋人の別バージョンとかがある。全国の長登屋系恋人をいっぱい食べてきたこともあり、こちらのクランチのほうがおいしく思えてきたりする。

*1:登録商標の状況については以前こちらでまとめた

全国の恋人たち(17) 中国地方にいる恋人たち

夏みかんの恋人

f:id:terrortwilight:20170604151227j:plain

山口って夏みかんいっぱい採れてたっけ?ピンとこなかったので調べてみると産地ベスト3は熊本、鹿児島、愛媛だった。

統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103

※平成18年までの統計しかなかった

そうだよなあと思っていたら、日本で発見されて栽培されるようになったのが山口の萩だったようだ。詳しくはここ→萩夏みかんセンター

ただ、最近は甘夏みかんが幅を利かせているようで、同じく萩みかんセンターのサイトにあるPDFによると

夏みかんは萩を象徴する果実ですが、従来の夏みかんはほとんど甘夏みかんに変わっています。夏みかんは全国で見ても萩でほんの少ししか作っていないため絶滅寸前です。

ということのようだ。存続を懸けた戦いが恋人を生み出している。

f:id:terrortwilight:20170604151001j:plain

裏はこうなってて、原材料名や賞味期限を書いたシールは、シュリンク包装の上から貼ってあった。シュリンクをはがすまえに撮った。

f:id:terrortwilight:20170930021923j:plain

販売者はやまぐち寶楽庵というところ。

f:id:terrortwilight:20170604153043j:plain

中を開ける。

f:id:terrortwilight:20170604151603j:plain

あれ?これ丸い!そういえば他の恋人たちは本家にならってどれも四角いものばかりだった。例外は面白い恋人だが、あれはラングドシャクッキーではなくて、ゴーフルだったから丸いのが自然だった。この恋人はラングドシャクッキーでありながら、丸い。

f:id:terrortwilight:20170604151640j:plain

味はちゃんと夏みかんの匂い。夏みかんフレーバーも自然で、さわやか。好感が持てる。和歌山の恋人よりちゃんとみかんの味わいがする。

岡山の恋人

f:id:terrortwilight:20170604141433j:plain

大阪の恋人を源流に全国に広がる長登屋系の恋人。めっちゃ好きじゃけん♥︎って広島弁の印象が強いなあ。でも実際岡山弁もそうなのだろう。岡山は損してると思う。 

f:id:terrortwilight:20170608003331j:plain

それぞれみんな表情がいいね!割とアメコミ感がある。

f:id:terrortwilight:20170608003345j:plain

倉敷の町並みだろうか。通常の長登屋系だと四隅の飾り罫になにかワンポイントのあしらいがあったりするのだが、ここにはない。岡山だから果物系があってもよさそうなものだが…。

f:id:terrortwilight:20170604141904j:plain

ここも長登屋フォーマットに則ったつくりだが、販売者は長登屋でなくタナベというところ。

f:id:terrortwilight:20170604142227j:plain

箱裏面の問い合わせフリーダイヤルは長登屋系恋人共通の番号だ。

f:id:terrortwilight:20170604142350j:plain

これも長登屋系共通。

f:id:terrortwilight:20170604142512j:plain

f:id:terrortwilight:20170604142535j:plain

桃太郎で色もピンク使っているんだから、そこはピーチ味でしょうと思うのだが、普通のホワイトチョコだった。詰めの甘さが悔やまれる。そもそも外箱に桃の絵が描いてあってもよかった気がするのだが、描かなかったのはピーチ味だと誤解されかねないからかもしれない。その代わりにこういうものもある。

白桃の恋人 

f:id:terrortwilight:20171009002234j:plain

渋谷のドン・キホーテだったかで出会った恋人。全国のお土産が県別に分けられていて、岡山のコーナーにいた。

f:id:terrortwilight:20170722144702j:plain

箱の裏。長登屋系ではないので、問い合わせ先は異なる番号が記載されている。販売者は…

f:id:terrortwilight:20171009002549j:plain

あれ?京都の会社になっている…岡山じゃない。ドン・キホーテ仕入れ担当の分類がなってなかったということか?

f:id:terrortwilight:20170722145130j:plain

箱の中身はクッキーじゃなくて、白桃クリーム餅だから真空パックされていた。

f:id:terrortwilight:20170722145702j:plain

ああ、これはまずい。長登屋系の恋人も、たまに食べるとおいしく感じるときがあるのだが、この味ははっきりとまずいと即答できる。餅の中の白桃クリームがかなり人工的で、これはちょっと受け付けないな。

島根の恋人

f:id:terrortwilight:20160508180148j:plain

これも長登屋フォーマット通りに仕上げられた島根の恋人。

f:id:terrortwilight:20160508180247j:plain

出雲大社の御利益が縁結びなので、ひとつめのハートマークは水引になっている。

f:id:terrortwilight:20160508180158j:plain

これは松江城か。松江城は実際見たとき、思ったより黒かったのが印象深い。飾り罫の隅にはカニがいる。岡山の恋人にはこのワンポイントがなかった。

f:id:terrortwilight:20160508180228j:plain

そして出雲大社。こちらの隅にはシジミ?ハマグリかもしれないが島根だからシジミか。島根は意外と岡山よりビジュアルで見せる名物が多い。

f:id:terrortwilight:20160508180346j:plain

フリーダイヤルはほかの長登屋と同じ。

f:id:terrortwilight:20160508180442j:plain

販売者は長登屋ではなく中浦食品。

f:id:terrortwilight:20160508180536j:plain

f:id:terrortwilight:20160508180809j:plain

f:id:terrortwilight:20160508180902j:plain

このあたりは味も含め共通だ。シジミエキス入れましょう!とかの発想は求められていない。

ふくの恋人

f:id:terrortwilight:20171104122939j:plain

山口には夏みかんの恋人はいたけれど、長登屋系の恋人がいないかというとそうではなくて、ふくの恋人がいる。「山口の恋人」じゃないのは、田中の恋人とか鈴木の恋人とか具体的な人名が浮かびそうだからかね?「ふく」は地名ではなくて、フグのこと。

f:id:terrortwilight:20171107012013j:plain

下関の恋人でもなく、ふくの恋人。旅の思い出とともにまぶたの裏に浮かぶのは、人間の恋人ではなく、フグのつがいのイメージだ。人間の恋人だとセンチメンタルな旅情っぽい感じが出てくるのだが、どうしてもそうならない。

f:id:terrortwilight:20171107011948j:plain

f:id:terrortwilight:20171107012000j:plain

関門海峡秋吉台が、長登屋系恋人にしてはめずらしく、イラストは単色ではなく4色カラーでプリントされている。そのへんにこだわった結果、飾り罫の隅には名物のあしらいなし。山口でフグ以外となると…なかなか思いつかない部分もあるので、仕方ないのだろうか。

f:id:terrortwilight:20171104121119j:plain

フォーマットは長登屋だけれど、販売者は大光物産。代表の名前が入っているのがなかなか新鮮だ。

箱表面にはI♥︎YAMAGUCHIとはあるけれど、ぱっと見山口県であることがわかりにくいと思っていたら、

f:id:terrortwilight:20171111141021j:plain

側面にのみ山口と漢字で入っていた。ふくって言われても何県の恋人なのかわかんない!と言われるかも…と最終的に不安に思った担当者が、印刷直前にここだけ無理矢理入れ込んだような印象を受ける。

f:id:terrortwilight:20171104122847j:plain

裏面。長登屋系共通のおんなじ問い合わせ先だ。

f:id:terrortwilight:20171104121217j:plain

箱の中は定番長登屋系が貫かれたデザイン。1mmも変わってない(はず)。

f:id:terrortwilight:20171104121246j:plain

f:id:terrortwilight:20171104121316j:plain

中身も同じなんだろうなあと暗い気持ちで食べたのだが、他の恋人より心持ちチョコが厚めだった。そんなこともあるのかと思って2枚目を食べてみたが、たまたま1枚目がそうだっただけっぽい。ちょっと残念。

  

 

カープの鯉人はすでに紹介済み。

全国の恋人たち(16) 再び東海にいる恋人たち

静岡の恋人達

f:id:terrortwilight:20170511005058j:plain

なぜか静岡の恋人は1人でなく複数形だ。

f:id:terrortwilight:20170509093304j:plain

f:id:terrortwilight:20170205224341j:plain

デザインでわかるように、これもほかの全国の恋人と同じ長登屋によって作られたものだ。だがおそらく登録商標の関係で、いつもの「静岡の恋人」のネーミングは使用できなかったと思われる(いや、そもそも白い恋人に対してどうなんだという意見もあるわけだが)。

※しずおかの恋人という商標が長登屋以外から出願されている

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage#

f:id:terrortwilight:20170903232241j:plain

 そういう場合、長登屋は琵琶湖の初恋とか初恋路線に舵を切っているが、これは複数形であることでそのくびきから逃れようとしている。

f:id:terrortwilight:20170509223458j:plain

富士山だけでなく、隅にはウナギがあしらわれている。

f:id:terrortwilight:20170509223510j:plain

こっちの隅にあるのは茶葉かな?それにしても右の絵も左の絵も富士山だな…。もはや開き直りとも思える頑固さを感じる。

裏の画像は取り忘れた。

f:id:terrortwilight:20170205224455j:plain

複数形にしている以外のトピックは存在しないので、個包装のデザインも他の恋人と共通バージョンだ。

f:id:terrortwilight:20170205224647j:plain

f:id:terrortwilight:20170205224740j:plain

そうなると形も味も、いまひとつな長登屋系恋人のいつものパターンになる。

飛騨の恋人

f:id:terrortwilight:20170527153707j:plain

これも長登屋の定番スタイルの恋人だ。

f:id:terrortwilight:20170527153743j:plain

販売者は長登屋だが、所在地は下呂市。だが下呂の恋人ではない。

f:id:terrortwilight:20170529095356j:plain

いつもならI❤︎HIDAになるところ、ハートの部分にはなんかいる。

f:id:terrortwilight:20170529095418j:plain

これ、さるぼぼだと思われる。さるぼぼとは飛騨地方に伝わる人形で、もっともスタンダードなものだと、顔に目鼻口がないので

f:id:terrortwilight:20170604225307j:plain

このような姿をしている。このイラストではキューピッドみたいになってるな。語源は「猿の赤ん坊」だからなのか、さるぼぼは子宝とか安産のお守りになっている。さらにピンクのさるぼぼは恋愛運がアップするとかいうことらしいので、そこからのキューピッドなのだろうか?

f:id:terrortwilight:20170529234730j:plain

で温泉に浸かるさるぼぼ。飛騨→温泉の連想が個人的にはすぐピンとこないのだが…。たしかに飛騨高山温泉ってあることはあるのだけれど。

f:id:terrortwilight:20170527153839j:plain

裏の問い合わせは長登屋系の恋人共通のものだ。

f:id:terrortwilight:20170527154021j:plain

さるぼぼみたいなキャラクターが描いてあるからなのか、ちゃんと個包装はオリジナル仕様。全国の恋人見慣れると、オリジナル仕様なだけでうまそうに見えてくる。

f:id:terrortwilight:20170527154139j:plain

f:id:terrortwilight:20170527154216j:plain

ただそれは期待だけで、本家よりもいまひとつないつもの長登屋系恋人の味。

飛騨の恋人(再び)

飛騨の恋人は別バージョンもある。

f:id:terrortwilight:20170527154416j:plain

ラングドシャクッキーではなくて、チョコクランチだ。これまで紹介してきたものでは、宮崎の初恋というのがある。それは宮崎の恋人のアナザーバージョンというか代用品だったりする(恋人の代用品といえば↓)


The Who - Substitute

だがこれは飛騨の初恋にはならなくて、飛騨の恋人のままだ。区別を設けない、どっちも本気の二股モードなのか?

f:id:terrortwilight:20170527154522j:plain

問い合わせ先も共通。

f:id:terrortwilight:20170527154451j:plain

販売者は当然長登屋だ。

f:id:terrortwilight:20170527154655j:plain

紙の包装紙にプリントしてるパターンなので、紙をはがすと箱は真っ白だった。

f:id:terrortwilight:20170527155215j:plain

なかはちょっとお上品なデザイン?というかこれは宮崎の初恋とまったく同じ…?

f:id:terrortwilight:20170527155252j:plain

開けてみるとやはり宮崎の初恋と同じだ。このホワイトチョコをかけた処理も同じ。

f:id:terrortwilight:20170527155254j:plain

f:id:terrortwilight:20170527155256j:plain

くるくる回してみたけど全然変わらない。味は甘さ控え目でそう悪くないと思わせるのは、チョコクランチには本家がおらず、比較対象がないことが関係しているはず。

飛騨の恋人(さらに再び)

f:id:terrortwilight:20170422113535j:plain

…すみません…まだいるのでもう少し付き合って…。これは3人目の恋人だ。そうなると3股なわけで、実際はなにかと大変だよね。これもラングドシャではない。チョコスティッククッキーとある。

f:id:terrortwilight:20170422113715j:plain

これも長登屋が販売しているが、それぞれの恋人で長登屋の後のアルファベット3文字が微妙に異なっている。また、商品センターとある電話番号は、長登屋系恋人共通の番号になっていない。調べたら長登屋札幌工場の番号だった。これはわざわざ北海道で作ってるのか…?

f:id:terrortwilight:20170422114939j:plain

開けるとでっかいプチプチで覆われていた。

f:id:terrortwilight:20170422115112j:plain

…風味とソフトな歯ざわりを大切にしております。

そのため割れやすくなっておりますが…

そんなに割れやすいんだ…。かなり気を遣っている感はある。

f:id:terrortwilight:20170422115157j:plain

っていうか割れてるな。この恋人は繊細すぎるな…蒲柳の質ってやつだろうか?それともメンタルが弱いとかそういう系だろうか?

f:id:terrortwilight:20170422115229j:plain

割れてないのを手に取る。

f:id:terrortwilight:20170422115247j:plain

そもそもこの形だから割れやすいのかもしれない。

飛騨の恋人(駄目押し)

さらに4股だったことが判明。

f:id:terrortwilight:20170527155454j:plain

今度は生クリームキャラメル。さるぼぼも合掌造りの家もデザインのモチーフは変わらない。以前取り上げたものでは、日光の恋人で同じこの6角形のフォーマットが採用されていた。

f:id:terrortwilight:20170527155554j:plain

電話番号はいつものフリーダイヤルじゃない。長登屋の番号のようだが、生キャラメルだと生ものだから苦情の電話が多くてフリーダイヤルにしないとかそういうことだろうか?日光の恋人はフリーダイヤルだったけれども。

f:id:terrortwilight:20170527155726j:plain

日光の恋人と中身は同じ。

f:id:terrortwilight:20170527155922j:plain

f:id:terrortwilight:20170527155939j:plain

長登屋系でも生キャラメルだと普通にいける。ラングドシャクッキーより全然いいと思う。

全国の恋人たち(15) 関西にまだまだいた恋人たち

京都舞妓さんの恋人

f:id:terrortwilight:20170205232344j:plain

京都の恋人というのは別に存在しているのだが、舞妓に特化した恋人がほかにもいた。他の恋人は大体青を基調にしているが、これは薄いピンクでちょっと上品さを押し出している。

f:id:terrortwilight:20170205232610j:plain

京都の恋人のキャッチコピーは「えろう好きどすえ♥︎」というI LOVE YOUの各地方言のパターンだったが、ここでは「またおこしやす♥︎」になっている。観光のために訪れた京都で舞妓さんと親しくなり、恋人のような感情を抱いたとしても、そこは舞妓さん、京都を離れ男についていくことはできず、あくまでも軽く「またおこしやす♥︎」と返して別れる情景が目に浮かぶ。

f:id:terrortwilight:20170205232401j:plain

梅のあしらいも(ほかの土地の恋人と比べれば)シックな雰囲気。

f:id:terrortwilight:20170205232351j:plain

正面の姿とバックからの姿、割ときっちり書き込まれた舞妓さん。

f:id:terrortwilight:20170205232725j:plain

販売者は関西だけにやはり定番の長登屋。ストロベリーパウダー0.45%とあっていちご味。福岡の恋人と同じだ。

f:id:terrortwilight:20170205233009j:plain

なかを見ると恋人系共通のデザイン。外の雰囲気が違っているので、なかもなにかほしかったのだが…。とはいえ、わたしのように各地の恋人を比較している人はいないので、普通は個包装がワンパターンなのかどうかは気にならないのだった。

f:id:terrortwilight:20170205233235j:plain

f:id:terrortwilight:20170205233321j:plain

なかはほんのりピンク色。もっとストロベリー味あってもいいかも。物足りないな。ストロベリーパウダーが足りないのだろうか?

和歌山の恋人

f:id:terrortwilight:20170527163015j:plain

これもすでに和歌山には白浜の恋人がいるのだが、別にいた恋人。

f:id:terrortwilight:20170531021209j:plain

こうした地にイラストあしらってるのはあまりないパターンだと思う。単色ではなく、ちゃんと実と葉で色を変えている。

f:id:terrortwilight:20170531021234j:plain

四隅のみかんのあしらいも面白いが、やはりここで気になるのはわかぱん。和歌山のパンダ推しは本当にすごいな…。和歌山には白浜の恋人とは別に、南紀白浜パンダの恋人というのもいる。いる上でこれが存在することに驚きを隠せない。

f:id:terrortwilight:20170531021241j:plain

こっちのわかぱんは船に乗ってる。このわかぱん、

https://www.wakayama-kanko.or.jp/renmei/wakapan/index.html

申請すれば無料で使用することができるらしい。

https://www.wakayama-kanko.or.jp/renmei/wakapan/pdf/various_wakapan.pdf

https://www.wakayama-kanko.or.jp/renmei/wakapan/pdf/various_wakapan.pdf

こんなのが用意されていた。ちゃんと温泉に入ってるのも船に乗ってるのもここから持ってきてる。有り物ってことね。

f:id:terrortwilight:20170527163116j:plain

販売者はカタカナの長登屋だった。ただ住所は大阪。和歌山にはないのか。白浜の恋人や南紀白浜パンダの恋人は紀伊観光物産というところが販売者だったので、和歌山の恋人が別にいるのはそこに理由があるのかもしれない。

f:id:terrortwilight:20170527163056j:plain

裏は長登屋系恋人共通のもの。フリーダイヤルも同じ番号だ。

f:id:terrortwilight:20170527163244j:plain

中は長登屋系恋人の定番デザイン。やっつけ仕事感があり、いつも悲しくなる。

f:id:terrortwilight:20170527164244j:plain

f:id:terrortwilight:20170527164313j:plain

みかんラングドシャということで、みかん味になっている。チョコはホワイトではなく、少し黄色い、カスタードチョコのような色だ。すっぱい感じではないし、しつこい味でもなく、イチゴやプリンなど、恋人系のスペシャルフレーバーの中では好感が持てる。ただ評価のハードルを下げているのと、同じ味にかなり飽きているからかもしれないが…。

大阪バナナの恋人

f:id:terrortwilight:20170124001943j:plain

面白い恋人に対抗して大阪の恋人をはじめとする全国の恋人を次々生み出したのが長登屋なのだが、その長登屋が作り出した全国の恋人フォーマットを踏まえてさらにひねった恋人がこれだ。もはやこれと本家・白い恋人を並べても似てる感は薄くなっているのではないだろうか。パロディのパロディのさらにパロディ。大阪のしたたか精神には頭が下がる思いだ。

f:id:terrortwilight:20170124002051j:plain

ラングドシャクッキーではなく、バナナまんじゅうだ。

f:id:terrortwilight:20170124002120j:plain

大阪の恋人など長登屋系の恋人は、キャッチコピーとして「めっちゃ好きやねん♥︎」の各地方言か「I ♥︎(地名)」と書かれているのだが、ここには「めっちゃバナナやん!」とある。この恋人が白い恋人面白い恋人、大阪の恋人のパロディに留まらず、東京ばな奈への関西からの回答であることを改めて思い知らされる。東京もんにバナナ菓子を独占されてなるものかという強い意志がみなぎっている(はず)。

f:id:terrortwilight:20170124002026j:plain

販売者はヘソプロダクションというところ。公式サイトを見てみると、

弊社は雑貨だけでなく、雑貨と菓子の融合企画会社=「雑・菓」企業として歩み始めます。

とか書いてあって、

www.heso-pro.com

www.heso-pro.com

とかを作っているようで、そういう方向でちゃんと筋が通っているところのようだ。

f:id:terrortwilight:20170124002948j:plain

包装紙にプリントしているので、包み紙をはがすと真っ白。

f:id:terrortwilight:20170124003209j:plain

開けると真空パックになっていた。

f:id:terrortwilight:20170124003429j:plain

f:id:terrortwilight:20170124003455j:plain

まんじゅうだ。

f:id:terrortwilight:20170124003529j:plain

 まんじゅうというか、なんかスイートポテト風の食感。個人的にはこのフェイク感、わかさいもを思い出した(サツマイモを使用せずに豆と昆布でスイートポテトを再現した精進料理のようなお菓子だ)。

www.wakasaimo.com

このバナナの恋人は人工的なバナナフレーバーなのだが、それほど悪くない。まんじゅうであんこなのがいいのだろうか。 

大阪ピーチの恋人

f:id:terrortwilight:20170527161614j:plain

上記で取り上げたヘソプロダクションは、バナナの恋人だけではなくピーチの恋人というのも出している。姉妹だよね、これは。兄弟じゃない印象だ。

f:id:terrortwilight:20170618132058j:plain

「ぴーちぴち」なんだそうだ。でも実際の桃ってぴちぴちってわけでもないんだよな。なかはぐじゅぐじゅだし。たまたま英語でピーチだったばかりにそうなっているけども。

f:id:terrortwilight:20170618132244j:plain

道頓堀を大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきて…。というやつだ。

f:id:terrortwilight:20170527161814j:plain

裏面。販売者にヘソプロダクションの記載あり。

f:id:terrortwilight:20170621012227j:plain

f:id:terrortwilight:20170527162031j:plain

包装紙をはがしたところ、白無地の箱だったのだが、写真を撮り忘れた。

f:id:terrortwilight:20170527162449j:plain

バナナの恋人同様、ラングドシャクッキーではなく、まんじゅうだ。形は大きい梅干しを思わせる。いや、(個人的にはあまりなじみがないが)甘食に近いか。

f:id:terrortwilight:20170527162505j:plain

なかは桃あん。桃ピューレを使用とパッケージに記載があった。味は和風な感じ。バナナの恋人の桃版なだけだが、バナナと比べると人工フレーバー感は少ないかも。

大阪のアモーレ

f:id:terrortwilight:20170527160158j:plain

ここまでくると、取り上げるべきなのか微妙なラインだが、大阪バナナの恋人、大阪ピーチの恋人と同じヘソプロダクションから出ている大阪のアモーレを紹介したい。

f:id:terrortwilight:20170626003205j:plain

アモーレなので、イタリア人の恋人のイメージだ。


[JT CM] 日本のひとときシリーズ 6篇まとめ 【公式】

いや、この人はイタリア人というかラテン人種な感じはしないのだが、あくまでこんなイメージで。イタリア人に憧れているだけで、バナナ、ピーチ、イチゴの3姉妹の末っ子であるかもしれないし。

f:id:terrortwilight:20170619011015j:plain

イタリア語の「アモーレ」に結びつくコテコテの関西弁。一見違和感はあるが、関西は日本のなかでも若干ラテン気質があるような気がするので、これはこれでいいのかもしれない。

f:id:terrortwilight:20170619011045j:plain

イチゴの種がハートになってたり。

f:id:terrortwilight:20170527160247j:plain

裏面。フリーダイヤルと販売者ヘソプロダクションの表記が、バナナやピーチと姉妹であることを証明している。

f:id:terrortwilight:20170527160408j:plain

これも包装紙でくるまれているパターンで、箱は白く、印刷はなし。

f:id:terrortwilight:20170527160441j:plain

ラングドシャクッキーでもなんでもなく、いちご蒸しケーキだ。蒸しケーキってスチームケーキって言うんだ…と新鮮に驚いてみたりした。

f:id:terrortwilight:20170527160959j:plain

f:id:terrortwilight:20170527161007j:plain

f:id:terrortwilight:20170527161023j:plain

3姉妹の末っ子なので、これもバナナやピーチのような人工フレーバー感あるのだが、甘さ控えめのイチゴクリームがちょっとだけなかに入っていて、いいアクセントになって美味しい。

 

 

全国の恋人たち(14) 初恋に似た何か

初恋はじめました。(1) (講談社コミックスなかよし)

初恋はじめました。(1) (講談社コミックスなかよし)

 

ここに存在するのは恋人ではない。あるのはありし日の初恋の記憶のみだ。恋人ではないものを紹介するのにはためらいを感じるが、恋人を思わせる姿形をしているものに限って触れておきたい。

 

宮崎の初恋

 これはそもそも宮崎の恋人があって、それの派生形となる。宮崎での恋人との初恋の思い出を、どうにかして形のあるものにしたいという、祈りにも似た願望から生まれたものと言える。

f:id:terrortwilight:20160508163220j:plain

長登屋系の要素を使いつつも、形は正方形。宮崎の恋人は青を基調としていたが、こちらはオレンジに変えられている。通常「I♥︎〜〜(地名)」とか書いてあるところは、宮崎の恋人と同じく「宮崎ロマンスイーツ♥」になっている。

f:id:terrortwilight:20161105042600j:plain

大きな違いは、ホワイトラングドシャクッキーではないこと。ショコラクランチとある。

f:id:terrortwilight:20160508163446j:plain

名前も正確には「宮崎の初恋クランチ」になっているようだ。

f:id:terrortwilight:20160508163602j:plain

イラストがモアイと高千穂峡なのは宮崎の恋人と同様。四隅のマンゴーと(たぶん)宮崎地鶏も健在だ。

f:id:terrortwilight:20160508163342j:plain

裏面。長登屋系の恋人は箱に直接プリント、ビニールでコーティングしているものが大半だが、こちらは紙でくるんでいてコーティングがないパターンだ。

f:id:terrortwilight:20160508163436j:plain

販売者は九州産商株式会社。ただ鹿児島県の営業所の住所がある。宮崎じゃない…。

f:id:terrortwilight:20160508163959j:plain

包み紙をはがすと真っ白い箱で、

f:id:terrortwilight:20160508164033j:plain

f:id:terrortwilight:20160508164049j:plain

個別のパッケージにはChocorat Crunch♥︎だけ書かれている。ここで恋人要素は消える。

f:id:terrortwilight:20160508164158j:plain

クッキークランチにホワイトチョコレートがかかっている。

f:id:terrortwilight:20160508164235j:plain

表面にほんのりかかっているくらい。味はすこしビターで、思ったよりも上品な味わいだった。

長崎の初恋

宮崎の初恋は、宮崎の恋人から派生したもの(誰かの想いが形を伴って現れたもの)だが、これは初めから初恋のみが存在している。対象となる相手は存在しない。

f:id:terrortwilight:20150926163426j:plain

長崎の教会をイメージしたステンドグラス風。長登屋系とは一線を画している。

f:id:terrortwilight:20150926163518j:plain

が、ラングドシャクッキーなのは同様。

f:id:terrortwilight:20150926163758j:plain

なかには

数多いおみやげの中より当社製品をお買い上げ頂きまして有難うございました

 と書かれたメッセージカードが入っていた。

f:id:terrortwilight:20150926163832j:plain

f:id:terrortwilight:20150926163841j:plain

中身のクッキーだが、サイズは長登屋よりも一回り大きく厚め。だが本家はより大きく薄い。味も(長登屋系にも言えることだが)なんでこう本家と遠ざかってしまうのか不思議だ。

琵琶湖の初恋

すでに関西にいる恋人を紹介した際、うまい棒の恋人のなかのひとりだったのがこれ。もともとはこちらが先なのだけど。他の並み居る関西の恋人に混じって恋人面している、面の皮の厚さを感じる。

f:id:terrortwilight:20160508170046j:plain

見た目はスタンダードな長登屋系なので、別に恋人じゃなくて初恋でもいいのだが…。名前を変えた理由で考えられるのは登録商標の問題なのだが、ここを見たところでは「琵琶湖の恋人」「びわ湖の恋人」「びわこの恋人」については検索結果に出てこなかった。じゃあなぜなのだろう?

f:id:terrortwilight:20160508170212j:plain

いつもの長登屋系ではハートマークになっている部分が、琵琶湖の形をしている。ダメ押しでL❤︎VEの文字入りだ。しかし、琵琶湖って琵琶に形が似ているからそう呼ばれるようになったと聞いていたが、よく考えるとそのころどうやって湖の形を把握していたのか? 滋賀県が作った琵琶湖ハンドブックによると

 当初から琵琶湖と呼ばれていたのでなく、最初「琵琶の形に似たり」という字句が文献『渓嵐拾葉集』に登場したのは14世紀初頭のことである。それまでは琵琶湖のことを近淡海・淡海、水海、湖、近江の海、細波、鳰の海などと呼ばれていた。
 湖の名前が琵琶に典拠するのは、湖上に浮かぶ竹生島にまつられた弁才天である。弁才天はもともとインドのヒンドゥー教に登場するサラスバァーティーという女神で、弁才天・妙音天・美音天などと漢訳されている。弁才天は楽器琵琶をもつ二臂琵琶弾奏像で水を守る神、仏法を守る神としてインド、中国を経て奈良時代に伝教伝来とともに、日本に導入されたのである。
 弁才天の持つ琵琶が、どうして湖の形状に似ているといわれるようになったのであろうか。前出の『渓嵐拾葉集』の編述者は、比叡山延暦寺の学僧光宗であるが、おそらく眼下に広がる湖を日々眺望して、楽器琵琶から湖の形状を観想をしたに違いない。上空から見ることのできない時代に、驚くべき洞察力といえるだろう。

 延暦寺から見える一部の形から想像して…ということか。でも弁財天を祀っていたから、琵琶への発想は容易だったと思われる。

f:id:terrortwilight:20160508170253j:plain

これは琵琶湖遊覧船?

f:id:terrortwilight:20160508170256j:plain

こちらは琵琶湖大橋。東日本出身の人間としては琵琶湖といえば鳥人間コンテストなので、琵琶湖大橋は「越えられない壁」のイメージだけがある。スキージャンプのK点みたいな。

f:id:terrortwilight:20160508170151j:plain

長登屋ではあるのだが、社名だけでなく人名が入っているレアケース。

f:id:terrortwilight:20160508170108j:plain

裏面は長登屋系スタンダード。

f:id:terrortwilight:20160508170458j:plain

個包装は初恋バージョン。恋人だと個包装はKOIBITOと書かれた共通パターンなのだが、別仕様となっている。HATSUKOIでごまかすのではなく、しっかり「琵琶湖の初恋」と書かれているのは好感が持てる。

f:id:terrortwilight:20160508171012j:plain

f:id:terrortwilight:20160508171104j:plain

中身は何のひねりもない長登屋系。

全国の恋人たち(13) 海外にいる恋人

恋人は国内にだけいるのではなく、海外にも存在している。

 

ハワイの恋人

f:id:terrortwilight:20170108141358j:plain

本当に海外の恋人なのかと問われると胸を張ってそうだとも言えず、言葉を濁さざるを得ない。I♥Hawaiiではなく、Hawaiiansになっているところがミソで、これは福島県スパリゾートハワイアンズにいた恋人だ。

f:id:terrortwilight:20170108141610j:plain

販売者は長登屋。以前いわきの恋人を紹介したときに、福島というかいわきのやる気を感じると書いたが、これがそれだ。

f:id:terrortwilight:20170108141515j:plain

長登屋フォーマットながらも、I♥Hawaiiansのところはちゃんと施設のロゴのフォントだし、別に施設のロゴもある。

f:id:terrortwilight:20170109020951j:plain

イラストも4色印刷だし、フラガールも細かく描き込みがある。

f:id:terrortwilight:20170108141625j:plain

f:id:terrortwilight:20170108141635j:plain

いわきの恋人から派生したものなのだろうが、それにしても福島の恋人、いわきの恋人とも別々に存在しているのは驚きだ。

f:id:terrortwilight:20170108141842j:plain

f:id:terrortwilight:20170108142035j:plain

f:id:terrortwilight:20170108142126j:plain

味は残念ながらスタンダードだった。ハワイアンブリーズは感じなかったな…。マカダミアナッツ味とかがいいのだろうか?アサイーボウルみたいなやつはどうだろう?ただ、ホノルルクッキーも別に味はハワイ感あるわけじゃないしな。