全国の恋人たち(26) もはや白くもない他人たち

全国に散らばる恋人たちを紹介しているわけだが、そのどれもが本家のように白くない。大阪の恋人など、各地域に住む恋人たちは色を持っていない。ただもちろん、色を有する恋人もいる。これまで登場した恋人でいうと赤い恋人黒い恋人黄色い恋人(黄色いのはほかにも複数いる。神奈川のこれと山梨のこれ)、みどりの恋人…。また、白いけど恋人ではない人たちは

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でまとめて取り上げてきた。今回は、白いわけではないし、かといって恋人でもない微妙な位置にある人たちを紹介しておきたい。

すすきの 黒い愛人

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本家のお膝元である札幌にいたというのが意外な他人。面白い恋人は北海道では購入できなかったりするし(裁判の結果、関西でしか販売できないことになった)。ここまで違ってたら販売地域が被っていたとしてもどうでもいいということなのだろうか?

シルエットの愛人たちは

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とか話している。以前紹介した黒い恋人(これも北海道にいる恋人だ)は、恋人だったけどたまたま色黒だったかなという程度だったが、これは腹黒そうな愛人の印象がある。ネーミングの設定に破綻がない。

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パッケージ裏面。小さく読みにくいが販売者が記されていて、

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そこには札幌旬彩堂とあった。ここは聞き覚えがある。白い森樹という白い他人の販売者と同じ。お土産お菓子の卸や小売をしている長野の会社タカチホの子会社だ。黒い愛人と白い森樹…本家・白い恋人からの絶妙の外し感がたまらない。

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箱に直接プリントされておらず、包装紙を破ると真っ白。

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中身。「よりよい品をお届けします」外見はともかく、中の品質には自信がありますというアピールだろうか?

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お?中が黒い!これまで多くの恋人を紹介してきたが、ラングドシャタイプの場合、色が違うのは挟まれているチョコだけだった。クッキーの部分がこんなに黒いのはこの恋人愛人のみだ。そもそも黒い恋人ラングドシャクッキーではないし。本家白い恋人ブラックという謎の恋人を出していたが、それも中のチョコしか黒くなかった。以下に写真を貼っておく。 

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黒いのは中のチョコレートだけ(それにしても本家といえる石屋製菓の恋人は他の恋人よりもチョコの量が多くて感動する)。禅問答の域に近づいているネーミングは、白いブラックサンダーと同じコンセプトではあるのだが、

www.yurakuseika.co.jp

白い恋人ブラックのほうが先だ(Wikipediaによると白いブラックサンダーは2010年からの発売)。ここですごいのは、白いブラックサンダーはシャレから生まれたものであるのに対し、白い恋人ブラックのほうはユーモア度ゼロというか、受けを狙おうとして生まれた恋人ではないことだ。

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黒い愛人に話を戻す。この写真ではわかりづらいが、もちろん挟んであるチョコも黒い。クッキーが黒いのは何だろう?ゴマかな…と思ったけれど、特にゴマ味でもなく、原材料を見てみると、着色料(竹炭)とあった。

北国の旅人

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恋人と名のつく食べ物なら何でもここで取り上げるかといえばそうでもなく、ある程度の境界線は引いている。例えば褐色の恋人のスジャータとか、お口の恋人ロッテのチューインガムは紹介してないし、この先紹介するつもりはない。多分ここに登場する対象としては、この恋人旅人が境界線上にあるのではないだろうか?絶妙な距離感の他人といえる。
右上にはSINCE1993とあるので、2011年に起きた面白い恋人訴訟騒動とは無縁なところから生まれていることがわかる。というか、誰も白い恋人に関連づけてないか…。
右下に「登録商標 3176250号」とあるのは、ウチは面白い恋人に端を発する恋人騒動とは関係ないオリジナルな旅人なんですよ的なアピールを深読みしたくなる。ただモンド・セレクションの最高金賞のほうはめちゃめちゃアピールしているな。あと、イラストの枯れ木の寒々しさがいい味。名前は一瞬スナフキンぽい印象なのだが、このビジュアルはそういうファンタジーぽさを廃したリアリズムを感じる。

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 こちらがパッケージ裏。製造者をチェックすると

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 サンワールドという会社が作っていることがわかる。

www.city.mikasa.hokkaido.jp

会社のページはないようで、地元の自治体のページで紹介していたが、この北風の旅人が会社の看板商品らしい。

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 包装紙をはがしたところ。

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封入されていたリーフレットには「13年連続」とあり。外と1年ずれている。14年連続は2017年までの記録だったようだ。これ買ったのが2018年だったので、現在はどうなっているか気になる。

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この見た目、ひんやり感ある!アイスっぽい。

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でも中はウエハース。

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恋人によくあるビックリマンチョコ系のテイストなのだが、チョコの存在感は薄めだった。

 

全国の恋人たち(25) セレッソの恋人買えなかった

 セレッソの恋人が発売したと思ったらいつの間にか発売中止になっていた。

nlab.itmedia.co.jp

今回はJリーグの話だが、プロ野球にもごろごろ恋人がいたりする。以前紹介した記事はこれだ。
terrortwilight.hatenablog.com

 例えばこういう恋人がいたりする。

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ところで先の記事中にある販売元のヘソプロダクションというところ、ここも恋人系お菓子の会社としては攻めているところで、

大阪バナナの恋人

大阪ピーチの恋人

大阪のアモーレ

の恋人3姉妹や

きな粉の恋人

抹茶の恋人

を販売している。詳細はこのへんに書いた。
terrortwilight.hatenablog.com

terrortwilight.hatenablog.com

 

しかしセレッソだけこんな扱いになってしまったことが残念。

 

全国の恋人たち(24) 北陸にいる恋人たち

富山の恋人

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大阪の恋人に端を発する、王道の長登屋路線を進んでいる恋人。白地に青文字、県内の名所、名物の単色イラスト、「I love you❤︎」の各県方言、どれも共通の要素だ(ちなみに、長登屋系恋人の元祖とでもいうべき大阪の恋人には「めっちゃ好きやねん❤︎」と書いてあったが、ここには「好きでならんちゃ❤︎」とある)。イラストは雷鳥と合掌造りの家。恋人によっては、四隅の囲み罫のあたりに名産品を入れ込んでくる場合もあるが、ここには存在していない。ほかに入れるものがなかったのか…と考えると悲しい。入れるとするなら、ホタルイカとか海産物なんだうか。いまのデザインは海の要素が全然ないな。

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裏のデザインは、他の長登屋系恋人とまったく同じもの。

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だが、販売者は長登屋ではなく、中島商事というところ。本社と富山支社をわざわざ列記してるのがちょっと謎。

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なかのクッキー、外見も味もほかの長登屋系恋人と同じものだった。箱見るだけで想像できるのだけれど、本家よりも味は落ちるのでがっかり感は否めない。

金沢の恋人

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こちらも長登屋系のフォーマットに則った恋人。金沢は観光地として引きがあるからなのか、イラストがカラーになっていてお金をかけているようだ。金沢城兼六園に、桜や紅葉など季節感も盛り込まれていて隙がない。

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販売者は安田屋製菓。このページを見ると長登屋には金沢に拠点あるようだけれど、販売者は長登屋ではなかった。安田屋製菓はここを見ると「ひっぱり餅」がメインの会社のようだが、OEM商品も作っているようなので、この恋人はOEMということなのだろうか。

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ただフリーダイヤルの番号は他地域の恋人と同じものだった。生産した場所で分かれているというわけではないようだ。

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ここから先はほぼ同じ。

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金沢だから金箔入れたいとこだけどもちろん入ってない。長登屋系恋人は、この土地だからこの味で、みたいな要素はあまりない。例外が京都の恋人や福岡の恋人とかだろうか?

能登の恋人

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石川県は能登にも長登屋系の恋人がいる。イラストは多分輪島の朝市と見附島。観光地要素はたっぷりの絵だ。四隅にほかの名物のあしらいもなく、若干手を抜いている感は否めない。この恋人には「I ❤︎NOTO」とあって、金沢の恋人の「I ❤︎KANAZAWA」と同じパターンになっている。石川県に2人恋人がいるなら、片方は富山の恋人みたいに方言バージョンにしたらいいのに。

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販売元も金沢の恋人と同じなのだから。

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はい、なかは全く同じーーーー

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頑固なまでの変わらなさ…。いや、これがおいしければ文句はないんですよ。ただ…

加賀の恋人

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石川県は恋人の人口密度が高いところで、金沢と能登のほか、加賀にも存在している。

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販売しているのは御菓子城加賀藩というところ。表のパッケージでは、会社名だけ金箔で印刷されていた。長登屋系の恋人には、金沢らしい金箔的なあしらいがなかったので、そこは評価できる。

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www.kagahan.co.jp

この御菓子城加賀藩は、単なるお菓子メーカーではない。本当に城っぽい建物を建てて、そこでお菓子を売っており、さらに日本折紙博物館とかを併設させて、一帯を観光施設化しようとしている。

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包装紙をはがしたところ。

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15個入りだ。

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恋人のルックスはこのような感じ。ラングドシャではなく、ウエハースを重ねたビックリマンチョコ的な恋人だった。味もビックリマンと大差ない。本家以外のラングドシャ恋人のクオリティに食傷気味なだけに、特筆すべきことはないが好印象。

 

これを買うために御菓子城加賀藩に行ってみたのだけれど、ここで売っていた、恋人ではないお菓子をついでに紹介しておきたい。

加賀福

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もしかして: 赤福

加賀藩の月

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もしかして:萩の月

 

加賀の恋人のパッケージにはこう書かれている。

城下町三百年の歴史が数々の

伝統と美味なる和菓子を育てました。

古都加賀ならではの味と風情を

お楽しみくださいませ。

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「歴史が数々の伝統と美味なる和菓子を育てた」「加賀ならではの味と風情」… こう言い切れる自信がすごい。

全国の恋人たち(23) まだ九州にいた恋人たち

terrortwilight.hatenablog.com

この記事の続き。 

佐賀の恋人

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吉野ヶ里遺跡とか

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ムツゴロウとかは

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佐賀名物だとわかるとして、

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熱気球って何だと思ってたら、佐賀は熱気球を売りにしようとしていたことをいま知った。

www.sibf.jp

こういうイベントをやっていたのか。

全体のデザインは王道長登屋路線。

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 裏もほかの長登屋系と同じ。

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だが販売者は東津商店というところになっていた。ただ販売者の印字はシール貼りで、デザインは長登屋系共通。

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となるとこのへんも同じだね。

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残念ながら味もいたってノーマルなホワイトチョコ。なんかこうムツゴロウをうなぎパイ的にお菓子に転用したりとかできたらいいのにね…。

鹿児島の恋人

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鹿児島の恋人も長登屋系恋人のフォーマットに則ったもの。

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鹿児島の名物は絵になるものが多いね。ハート以外は単色だけど、さまになっている。

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裏のデザインはフリーダイヤルの番号も含め、長登屋系恋人共通のもの。

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ただ販売者は長登屋ではなく、鹿児島ユタカ。

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ここもすがすがしいほど変わらない。

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味も共通。本家の白い恋人よりランク低いところで共通なので、食べ続けていると悲しくなる。

門司港の恋人

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福岡県には福岡の恋人とは別に門司港の恋人が存在する。門司港レトロが観光ブランドを確立してるからなんだろう。

www.mojiko.info

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ここのイラストのところに文字が入ってくるのはこれまで紹介したなかでは初めてではないか?

ブルーウィングもじ-観光スポット/門司港レトロインフォメーション

 イラストに描かれているこのへんが「恋人の聖地」に選ばれているため、わざわざ文字を入れて(門司港だけに?)アピールしてるのだろうか。しかしこの「恋人の聖地」も

www.seichi.net

恋人の聖地、全国いろいろ選定されているようなのだが(2018年5月現在139カ所)、なんというか…誰が望んでいるものなのか考えてしまう。

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これも連絡先含め同じデザイン。

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販売者はにたはら食品。このあとに個人名があるのは社長の名前なのだろうか?

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まあ当然このへんも同じで、

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味も見た目も基本形に忠実なものだった。

ゆふいんの恋人

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大分県は大分の恋人も別府の恋人も見つけられなかったが、この恋人がいた。

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温泉ぽいのはここだけ。

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ここは辻馬車の絵だったりする。もうひとつは由布岳だし。由布院は温泉にちなんだランドマークがないからこうなるのだろうか。例えば草津の恋人はこうなっていて温泉押しに余念がないのだが、由布院草津と違って、街並みの雰囲気だけをアピールポイントにできる大人の余裕を感じる。

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長登屋がからんでいると思われる恋人たちとパッケージは同じだが、販売者は長登屋ではなく、だるまやというところ。

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このへんも同じだけど…

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なかも同じで…

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チョコの味含め、全く同じだった。悲しみは募るばかり。

全国の恋人たち(22) まだ北海道にいた恋人たち

本家・石屋製菓の目の届くところにありながらも、恋人は増殖していく。

北の恋人達

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面白い恋人は、裁判の和解の条件として「関西での販売に限定する」というのがあったはずで、それを意識したのかこの恋人は「北海道限定品」とでかでかとアピールされている。だが、この恋人に出会ったのは東京・渋谷のMEGAドン・キホーテだったので、もはや限定品でもなんでもなかったりする。北海道には何度も足を運んでいるが、見かけた覚えはない。

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製造者はエスポワールという旭川の会社。ということは札幌とか新千歳空港ではなく、旭川にならあるということなのだろうか。確かに旭川にはあまり行ってないので。

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蓋が一体型になっているパターンだった。この見た目は若干シックで控えめな色使いで上品な仕上がり。

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ラングドシャクッキーの表面をスライスしたアーモンドでコーティングしている。これはちょっと期待が持てる見た目でおいしそう。

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基本的にアーモンドは表だけで裏にはなかった。アーモンドはおいしいが、なかのチョコはかなり量が少ない。うすーく塗ってるだけの印象。ただ、アーモンドの食感があるので、チョコの少なさはそこまで気にならない。

この恋人、販売者は旭川の会社だが、旭川でアーモンドのお菓子といえば「き花」だろう。

www.tsuboya.net

 壺屋というところが発売している。名産お菓子が多い北海道で知名度は高いとは言えないが、割とおいしいお菓子だ。き花はチョコをアーモンドガレットで挟んだものだが、北の恋人達は白い恋人とき花のハイブリッドの印象がある。

運河の恋人達

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運河ということで、これは小樽にいる恋人のようだ。ただ、これも複数形になっている。「恋人達」だったら本家・白い恋人とは別物だよね〜怒られる筋合いはないぜ!という認識なのだろうか?

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製造者はちゃんと小樽の会社だった。社名で検索をかけると

otaru-journal.com

民事再生手続の記事がよく出てくるな。8年前か。

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なかはこんな。これも控えめな色合いがいい。

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この恋人達は定番のラングドシャクッキーではなくて、普通のバタークッキーになっている。ただ、表面がちょっと卵白でコーティングされている。アーモンド風味もある。

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さっくり、というよりしっとりしたバターの食感がいい。クッキーが厚めだが、なかのチョコもちゃんと存在感あっておいしい。

 

 

 以前に北海道の恋人をまとめたものはこちら。

terrortwilight.hatenablog.com

 

全国の恋人たち(21) 沖縄にまだいた恋人

すでに沖縄には恋人がいることは紹介しているが、

terrortwilight.hatenablog.com

 恋人はほかにもいた。

しまんちゅの恋人

前回のエントリーにあった軽井沢の恋人は、ほかの恋人のようなラングドシャクッキーではなく、「チョコデコレクッキー」だった。

チョコデコレ?知ってて当然といわんばかりに堂々と「チョコデコレクッキー」とうたっている恋人だったが、沖縄にも同じような恋人がいた。

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軽井沢の恋人とはデザインの構成要素が同じだ。金色でプリントされた建物、ワンポイントの植物、Choco Decole Cookieの文字、そして「※写真はイメージです。」と書かれたクッキーの写真。違うのは金色に輝く建物が首里城、植物はハイビスカスであることだ。

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裏に書いてある問い合わせのフリーダイヤルは0120-223110。この番号は、全国に散らばる長登屋系恋人共通で使われている番号でもある。

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販売者は南西産業。当然沖縄の恋人琉球の恋人とも別なのだが、このシールのデザインは長登屋系恋人のものと酷似している。

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紙にくるんであるタイプで、表面をはがすと箱は真っ白だ。

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なかは15個入り。ラングドシャクッキーの恋人だと12個入りが多い。

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軽井沢の恋人とまったく同じものが入っていた。

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チョコが少ない気がするのも同じ。

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なかにはココアパウダー混ざったクッキーがナッツ類と一緒に入っていた。これをチョコの代わりにしろ、だからチョコの量は少なくていいだろということなのだろう。

全国の恋人たち(20) 甲信越にいる恋人たち

山梨の恋人

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以前より「富士山は山梨のものなのか静岡のものなのか問題」について2県の間で激しい議論が繰り広げられているが(県境すら決まってない。国土地理院都道府県にまたがる境界未定地域[PDF:49KB]参照※2017年10月1日現在)、恋人界でも激しい富士山帰属争いが展開しているようだ。富士山とはどこにも書かれていないが、「わが県には山がある」アピールがすごい。

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「山があるのに『山梨』」。山梨観光のキャッチコピーにしか見えない。山以外には何も描かれていない。山梨の名物というと…ほうとう武田信玄信玄餅、ブドウ、富士五湖…そのどれもがここには存在しない。このパッケージは、うちは富士山だけでいいんです!という潔さがある。ちなみに、前に紹介した静岡の恋人達はこうなっている。

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静岡も富士山だけじゃん!と思ってよく見ると、飾り罫のあたりにウナギとかお茶の葉とかがあしらわれていて、富士山しかないんです!という切迫感あふれる山梨よりも心の余裕が感じられる。

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この恋人、ラングドシャクッキーではなくてフィナンシェだったりする。なので、静岡のようなスタンダード長登屋系だと「(地名)no KOIBITO」と書かれていることが多いのだが(静岡の恋人達は「SHIZUOKA no KOIBITOTACHI」になっているが)、ここでは「yamanashi lovers」になっている。

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だが、販売者名が書いてあるシールの印刷は長登屋系共通デザインだった。

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裏にあるフリーダイヤルは0120-223110で、これは長登屋系共通のもの。ラングドシャクッキーとフィナンシェ、同じ工場で作ってたりするのだろうか?(それはないか)

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包装紙に印刷されていたので剥がすと箱は真っ白。

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で、開けるとこんな。富士山がうっすら見えてる感じがいい。

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フィナンシェはしっとりしてて悪くない。甘さもほどよい。

黄色い恋人

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すでに黄色い恋人は別に存在している。JR西日本で働いている恋人と、横浜にいる恋人だ。この恋人は山梨県産の黄桃が使用されているため黄色いようだ。山梨感はさほどなく、とにかく黄桃押しのデザイン。

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この恋人は「Kiiroi Koibito」。いろいろバリエーションがあるな。下の英文も、長登屋系基本フォーマットとも山梨の恋人とも違っている。

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販売者は山梨県の露心庵というところ。この販売者のシール印刷も長登屋系共通だが…

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問い合わせフリーダイヤルも、他の長登屋系と同じ。ただ、表のデザインは「黄色い恋人」の文字ロゴのフォント以外オリジナルなものだ。

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だから個包装のデザインも長登屋系共通のものではない。参考までに、長登屋系共通のデザインはこうなっている。

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黄色い恋人の個包装を開けてみると、

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あ!これは焼き印か?過去に紹介した妖怪の恋人はクッキーに絵柄がプリントされていたが、この恋人はハートの形に凹んでいる。恋人のお菓子なんだから、なんでこれまでどこの恋人もやってなかったのかというぐらいしっくりきている。

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あまり桜桃の味は主張しておらず、控えめ。そういえば桜桃かも…ぐらいの感じ。すっとさわやかでおいしい。ハートの焼き印と相まって好印象。だが、チョコは黄色じゃなくて白にしか見えなかった。

軽井沢の恋人

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軽井沢の恋人というと軽井沢夫人とか思い出してなんとなくエロティックな印象。いや、リゾートで出会った男女のさわやかなイメージか?どちらにしろ、軽井沢が最先端の流行のリゾート地であった80年代から時間が止まっているような古さを感じる。国の重要文化財にもなっている旧三笠ホテルのイラストがあしらわれているが、これは金色で印刷されていた。

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この「チョコデコレ」って聞き慣れないけどそんなに一般的な言葉だっけ?チョコでデコレーションしてるということなんだろうけど…

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販売者は信州芽吹堂。このシールは長登屋系共通のデザインだ。

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箱の裏の写真を撮るのを忘れてしまった。

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ラングドシャではなく、外箱にも描いてあったこういうクッキー。チョコをケチっているように感じるのは甘い物好きだからだろうか?

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裏にはかかってない。表面を全部チョコでコーティングしてもいいんだぜ… 

黒部の恋人達

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黒部ダムの手前にある長野の大町温泉郷に行ったとき、立山プリンスホテルというところに泊まったのだが、そのホテルオリジナルで販売していたのがこの恋人。

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製造者はタカチホ

企業情報|株式会社タカチホ

ここは以前に触れたことがある。タカチホの子会社、札幌旬彩堂がこれを出していた。

ただこちらのほうは長登屋デザインの影響はない。本家の白い恋人の影響もほぼない。

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包み紙をはがす。真っ白な箱。

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なかはウエハースだった。ビックリマンチョコみたいな感じだ。

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ってあれ?確か箱には「抹茶ミルクチョコクッキー」と書いていたような…

抹茶ミルクチョコの部分は合ってるんだが、釈然としない。

 

アルプスの恋人

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これも大町温泉郷で出会った恋人。

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箱の裏には賞味期限が記載されていた。

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販売者は大町市の業者で、ちゃんと地元産だった。この田中屋は

www.raicyonosato.jp

雷鳥の里というお菓子を出しているところ。なんかこっちは見たことある。

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なかは藍色のものと白いものが混在していた。味はホワイトクリームとブルーベリークリームのふたつあるようだ。

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中身のクリーム部分が違うだけで、外見は変わらない。

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こっちはホワイトクリーム。味だが、この甘味料まんまっぽいのはちょっとかんべんしてほしい。

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 ブルーベリーのほうは…これもバタークリームみたいな脂が過剰。どちらもまずい。

あと、長野県だと白い針葉樹というのがあり、本家に勝るとも劣らない味わいなのだがこれは以前紹介したのでそれを参照してもらいたい。

terrortwilight.hatenablog.com