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全国の恋人たち(14) 初恋に似た何か

初恋はじめました。(1) (講談社コミックスなかよし)

初恋はじめました。(1) (講談社コミックスなかよし)

 

ここに存在するのは恋人ではない。あるのはありし日の初恋の記憶のみだ。恋人ではないものを紹介するのにはためらいを感じるが、恋人を思わせる姿形をしているものに限って触れておきたい。

 

宮崎の初恋

 これはそもそも宮崎の恋人があって、それの派生形となる。宮崎での恋人との初恋の思い出を、どうにかして形のあるものにしたいという、祈りにも似た願望から生まれたものと言える。

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長登屋系の要素を使いつつも、形は正方形。宮崎の恋人は青を基調としていたが、こちらはオレンジに変えられている。通常「I♥︎〜〜(地名)」とか書いてあるところは、宮崎の恋人と同じく「宮崎ロマンスイーツ♥」になっている。

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大きな違いは、ホワイトラングドシャクッキーではないこと。ショコラクランチとある。

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名前も正確には「宮崎の初恋クランチ」になっているようだ。

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イラストがモアイと高千穂峡なのは宮崎の恋人と同様。四隅のマンゴーと(たぶん)宮崎地鶏も健在だ。

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裏面。長登屋系の恋人は箱に直接プリント、ビニールでコーティングしているものが大半だが、こちらは紙でくるんでいてコーティングがないパターンだ。

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販売者は九州産商株式会社。ただ鹿児島県の営業所の住所がある。宮崎じゃない…。

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包み紙をはがすと真っ白い箱で、

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個別のパッケージにはChocorat Crunch♥︎だけ書かれている。ここで恋人要素は消える。

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クッキークランチにホワイトチョコレートがかかっている。

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表面にほんのりかかっているくらい。味はすこしビターで、思ったよりも上品な味わいだった。

長崎の初恋

宮崎の初恋は、宮崎の恋人から派生したもの(誰かの想いが形を伴って現れたもの)だが、これは初めから初恋のみが存在している。対象となる相手は存在しない。

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長崎の教会をイメージしたステンドグラス風。長登屋系とは一線を画している。

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が、ラングドシャクッキーなのは同様。

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なかには

数多いおみやげの中より当社製品をお買い上げ頂きまして有難うございました

 と書かれたメッセージカードが入っていた。

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中身のクッキーだが、サイズは長登屋よりも一回り大きく厚め。だが本家はより大きく薄い。味も(長登屋系にも言えることだが)なんでこう本家と遠ざかってしまうのか不思議だ。

琵琶湖の初恋

すでに関西にいる恋人を紹介した際、うまい棒の恋人のなかのひとりだったのがこれ。もともとはこちらが先なのだけど。他の並み居る関西の恋人に混じって恋人面している、面の皮の厚さを感じる。

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見た目はスタンダードな長登屋系なので、別に恋人じゃなくて初恋でもいいのだが…。名前を変えた理由で考えられるのは登録商標の問題なのだが、ここを見たところでは「琵琶湖の恋人」「びわ湖の恋人」「びわこの恋人」については検索結果に出てこなかった。じゃあなぜなのだろう?

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いつもの長登屋系ではハートマークになっている部分が、琵琶湖の形をしている。ダメ押しでL❤︎VEの文字入りだ。しかし、琵琶湖って琵琶に形が似ているからそう呼ばれるようになったと聞いていたが、よく考えるとそのころどうやって湖の形を把握していたのか? 滋賀県が作った琵琶湖ハンドブックによると

 当初から琵琶湖と呼ばれていたのでなく、最初「琵琶の形に似たり」という字句が文献『渓嵐拾葉集』に登場したのは14世紀初頭のことである。それまでは琵琶湖のことを近淡海・淡海、水海、湖、近江の海、細波、鳰の海などと呼ばれていた。
 湖の名前が琵琶に典拠するのは、湖上に浮かぶ竹生島にまつられた弁才天である。弁才天はもともとインドのヒンドゥー教に登場するサラスバァーティーという女神で、弁才天・妙音天・美音天などと漢訳されている。弁才天は楽器琵琶をもつ二臂琵琶弾奏像で水を守る神、仏法を守る神としてインド、中国を経て奈良時代に伝教伝来とともに、日本に導入されたのである。
 弁才天の持つ琵琶が、どうして湖の形状に似ているといわれるようになったのであろうか。前出の『渓嵐拾葉集』の編述者は、比叡山延暦寺の学僧光宗であるが、おそらく眼下に広がる湖を日々眺望して、楽器琵琶から湖の形状を観想をしたに違いない。上空から見ることのできない時代に、驚くべき洞察力といえるだろう。

 延暦寺から見える一部の形から想像して…ということか。でも弁財天を祀っていたから、琵琶への発想は容易だったと思われる。

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これは琵琶湖遊覧船?

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こちらは琵琶湖大橋。東日本出身の人間としては琵琶湖といえば鳥人間コンテストなので、琵琶湖大橋は「越えられない壁」のイメージだけがある。スキージャンプのK点みたいな。

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長登屋ではあるのだが、社名だけでなく人名が入っているレアケース。

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裏面は長登屋系スタンダード。

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個包装は初恋バージョン。恋人だと個包装はKOIBITOと書かれた共通パターンなのだが、別仕様となっている。HATSUKOIでごまかすのではなく、しっかり「琵琶湖の初恋」と書かれているのは好感が持てる。

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中身は何のひねりもない長登屋系。

全国の恋人たち(13) 海外にいる恋人

恋人は国内にだけいるのではなく、海外にも存在している。

 

ハワイの恋人

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本当に海外の恋人なのかと問われると胸を張ってそうだとも言えず、言葉を濁さざるを得ない。I♥Hawaiiではなく、Hawaiiansになっているところがミソで、これは福島県スパリゾートハワイアンズにいた恋人だ。

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販売者は長登屋。以前いわきの恋人を紹介したときに、福島というかいわきのやる気を感じると書いたが、これがそれだ。

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長登屋フォーマットながらも、I♥Hawaiiansのところはちゃんと施設のロゴのフォントだし、別に施設のロゴもある。

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イラストも4色印刷だし、フラガールも細かく描き込みがある。

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いわきの恋人から派生したものなのだろうが、それにしても福島の恋人、いわきの恋人とも別々に存在しているのは驚きだ。

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味は残念ながらスタンダードだった。ハワイアンブリーズは感じなかったな…。マカダミアナッツ味とかがいいのだろうか?アサイーボウルみたいなやつはどうだろう?ただ、ホノルルクッキーも別に味はハワイ感あるわけじゃないしな。

全国の恋人たち(12) 東北にいる恋人たち

宮城の恋人

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とりあえず独眼竜。このアイラブミヤギのフォントが戦国の感じ出しててしっくりきてる。

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眼帯がハート。

 

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政宗はここにもいるけど、左下の飾り罫にずんだというか枝豆がいる。

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こっちも七夕飾りだけと見せかけて、こけしあり。

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販売者は長登屋。正統派長登屋系だ。社名は一部の地域にあったカタカナでもなく、漢字。問い合わせ先も他の長登屋系と同じで、ハズしなし。

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このへんは他の長登屋フォーマットと同じ。ずんだクリームとかいいと思うんだけど。

宮城の恋人(再び)

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先日仙台に行ったら、別のバージョンが存在していた。

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楽天イーグルス!独眼竜を押しのけてやってきた。以前、野球場にいる恋人についてまとめたことがある。

terrortwilight.hatenablog.com

野球場にいる恋人たちは、どあらであったりベルであったりして、すでにネーミングから地名を捨てている。どこか出かけた観光地で不意に出会ってしまった恋人ではなく、球場に行かないと出会えない恋人なのだ。ところが、この宮城の恋人(楽天ver.)は球団のキャラを全面に出しながらも、宮城という具体的な地名を残していて、宮城のどこかで出会える恋人というようなロマンティックな要素を残している。

 

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えーっと、こちらが女の子?クラッチーナ

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で、こっちがクラッチ

マスコットキャラクター | 東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト

これによると、

英語の「クラッチ」は「わしづかみ」を意味する。勝負強いチームとなり、「みんなの心をわしづかみにして欲しい」との願いが込められている。

とのこと。あー鷲ね…。そういえば、以前の宮城の恋人にもあったずんだやこけしは健在だ。あと、ちゃんと©Rakuten Eaglesとある。

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©だけでなく、楽天野球団承認のシールも貼ってある。ここまでやっててクラッチクラッチーナ)の恋人にはしていない。クラッチの知名度の問題かな…?
販売者は同様に長登屋。

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ということはここも同じ。

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まあこのへんも。

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味は残念ながら変わらず。いつもながら思うが、本家に比べるとどうしてもしっとり感に欠ける。

松島の恋人

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恋人は県に一人しかいないというわけではなく、松島レベルであれば、宮城県でも別扱いになる。ハートにはカモメ。イラストは松島の風景だけでちゃんとバリエーションが出る感じ。さすが日本三景日本三景といえばあとは天橋立と宮島だが、天橋立にはちゃんと恋人が存在している。宮島には今のところ恋人がいるのを確認できていない。恋人の聖地はあるようなのだが。

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ここもちゃんと長登屋だ。

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個包装はちゃんと松島になっている。宮城の恋人と差別化を図るためか?

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袋開けると全然変わらず。

秋田の恋人

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見つけた秋田の恋人は大きいサイズだった。秋田は絵としてさまになる名物があるなー。

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まずはなまはげなまはげといえばいつもこれを思い出す。

f:id:terrortwilight:20160718162928j:plain吉田戦車の「ぷりぷり県」。名作。ナマハゲは秋田出身のジョーのルームメイトという設定だった。

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そして竿燈まつり。

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ここも竿燈になってたりする。

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販売者は秋田のかなえやというところだった。

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味は他と寸分違わず。見た目を引く名物はあるが、チョコレートに混ぜられるような名物も必要だよね…。

つるおかの恋人

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山形は鶴岡から颯爽とやってきた恋人。中身もそうだが外装の写真のあしらい方など、独自路線を貫いているところが素晴らしい。

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ここの部分はシールとして貼られていた。菓子博…?

全国菓子大博覧会 - Wikipedia

これのことだろうか?2017年は

www.kashihaku-mie.jp

こんな感じでやるのか。想像してたより大きなイベントになっているっぽい。

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あと、菓子ポエムもあり。お菓子とポエムとの相性はいいようで、エロ本グラビアや新築マンション広告のそれとためを張れるような気がする。これまで紹介した恋人たちのなかでは、白塗りの濃い人がそうだった。

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ここの地の鶴の扱いもなかなか趣あり。裏面によると、ここが製造しているところのよう。

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外装の裏面。鶴がいっぱい羽ばたいてる。

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包装を開けると箱は真っ白。

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通販で購入したものだが、

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小さな折り鶴が入っていた。これはちょっと驚く。

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そういえば包装裏の内容量とかは手書きで数字が入っていたりする。ひとつひとつ心を込めて包んでますというアピールなのだろうか。

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味は2種類ある。

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こちらがアーモンド。

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こちらはアーモンド+ゴマ。個人的にはゴマなしのほうがおいしかった。見た目はせんべいなんだけど、味はクッキーに近く、しっとりしている。

福島の恋人

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福島の恋人の手抜き感はちょっと他の恋人より頭一つ抜きん出ている印象だ。「すんげー好きだぁ〜」も標準語にしか見えないし(イントネーションが違っているのかもしれないが、この字面だけではわからない)、左右対称の赤べこ(青べこ?)があるだけ。他の恋人は2つ名物を用意して右と左に配置している。べこだけなのか…?

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と思ったら、かろうじて、左下の飾り罫にまぎれて桃がある。ちょっとほっとするのだが

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右下は同じ赤べこがあった。使い回しっぷりが泣ける。

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販売者は福島の長登屋。いや、福島にあるんだったらなんとかならないのかな。これが他の会社だったら、福島はわれわれの守備範囲ではないので手を抜きました…みたいな言い訳が立つのに。

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このへんにもオリジナリティはなし。

いわきの恋人

だが、福島県にはまだ恋人がいる。福島って広いんだよね。

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あれ????これは他県の恋人とも互角に戦える???
赤べこがかぶっていることを考えると、なぜ福島の恋人をわざわざ別に作ったのか理解に苦しむ。福島の恋人は何を出し惜しみしていたのだろう?福島市いわき市の覇権争い的なものがあるのだろうか?福島県は広いので、福島といわきはそれぞれ別の県みたいな感覚があるということか?
イラストも1色使いではなく、ちゃんと4色使っている。左は今回調べて始めて知ったのだが、波立海岸にある弁天島というところのようだ。左のハイビスカスは、フラガール常磐ハワイアンセンター→現スパリゾートハワイアンズ→ハワイ→ハイビスカス(連想ゲーム長いな)ということなのだろう。いわき生まれの人に聞いたところでは、弁天島がいわきの代表格といわれてもピンとこないようだが…。

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郡山と別にいわきの出張所があったりする。せっかく出張所があるなら…福島と別に作ろう!とやる気を出したのだろうか?

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ただまあやる気は外箱までで、なかはまったく王道を外していない。味も含め。モモ味がいいよね、やっぱり。

 

で終えようと思っていたら、先日いわき出張所のさらなるやる気があるのを知った。だが長くなったので、それは改めて。

全国の恋人たち(11) 九州にいる恋人たち

福岡の恋人

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「福岡」と「博多」をどのように両立させていくかについて福岡市民はずっと頭を悩ませていると思うのだが、ここでもまず福岡の恋人にするのか、博多の恋人にするのか延々と会議室で時間が費やされた(はずだ)。そこで福岡の恋人に決まったときに、では博多の立場はどうなるのか?と叫んだ人間が会議室にいた(はず)。

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そうした折衷案がこう結実する。博多の屋台のイメージがちょうちんに託されているんですよ!とドヤ顔まで目に浮かぶようだ。確かに折衷案としては最適解だと思われる。

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だが販売者は太宰府市の会社。

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このフリーダイヤルは長登屋系の恋人で使われる定番の番号。

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特に大きなアピールはないけど、チョコはストロベリー味。福岡といえばあまおうか。あかい、まるい、おおきい、うまいの頭文字から名付けられた品種で、いいことづくしのように聞こえるが、見た目はほかのイチゴより大きすぎるところがなんとなく怖い。甘くておいしいのは確かなのだが…。
あまおうは福岡だけでしか栽培していない、というのを売りにしているらしく、前にイチゴ農園の人から聞いた話では、なんでも「あまおうGメン」という人たちがいて、他地域であまおうを栽培して売ってないかどうかチェックしているのだとか。

黄実の恋人

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黄色い恋人ではなく、黄実の恋人。ユア・ラバーに引っかけている。これは長崎にいた恋人だ。

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ラングドシャクッキーじゃないのはわかるが、平戸夏香?ピールだから写真の果物のピールなのはわかるけど、

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この絵の女の子が平戸夏香って名前のキャラなのか?

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と思ってたら裏面に説明があった。拡大するとこれ。

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地元の高校生からの公募で命名されたオレンジのようだ。「命名されたました」になってるな…。イラストの娘は平戸夏香なのではなくて、このお菓子を買ってくれるあなたの恋人ということなのだ。
販売者は善果園果実加工所 近藤重雄になっている。平戸夏香は、この果樹園のオリジナルの品種のよう。

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箱の中の小分けの包装も、ちゃんとひとつずつイラストやロゴが入っている。ところで、パッケージにも小分けの袋にも「ピンクリボン運動を応援しています」と書いてある。小分けの袋のほうには

イラストは平戸ピンクリボン創設者の大山和栄さん直筆です。

と書かれている。大山和栄は漫画家で、

姉妹坂(1) (フラワーコミックス)

姉妹坂(1) (フラワーコミックス)

 

1973年に週刊少女コミックでデビューして活躍した人。本人のホームページによると、2002年(平成14年)に乳がんの告知を受けて摘出手術をし、それをきっかけに乳がんの啓蒙活動であるピンクリボン運動を始めたよう。乳がんをテーマにした漫画もある。ウィキペディアを見ると、

2009年10月頃より癌が再発した事実を自らのブログに公表し闘病の記録を綴っていたが、2010年4月初旬自身のブログにて体調が急変したことを伝える記事を執筆していたのが最後の記事となっていた。その後同月に亡くなっていたことが判明し、同年6月に故郷である平戸市にてお別れの会が執り行われた

大山和栄 - Wikipedia

と書いてあった。

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中はオレンジピールを砂糖漬けにしたもの。甘さよりも酸味が印象的。

熊本の恋人

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道長登屋系だが、入手できたのは大きいサイズだった。いつものは12個入りで、これは21個入り。くまモンを登場させながらも、意外とひかえめな使い方だ。そもそもくまモンの恋人でもいいような気がするが、それだと単なる雌熊か。

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裏の番号はいつもと同様。

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販売者はこの会社。観光みやげの卸売業者だった。

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味はいつもの長登屋系で、いつも12個入りでも多すぎるのに、21個あると思うとつらい気持ちになる。

宮崎の恋人

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これまでの長登屋系だと、アイラブ〜〜〜(地名)とか「とても好きです」の各方言バージョン(ばり好いとうと、いさぎい好いとるばい、めっちゃ好きやねん)が冠されていたが、これは「ロマンスイーツ」。これから恋人になるかもしれない人と旅先で出会う、というようなロマンティックな要素を入れ込もうと腐心した結果だ。

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左下はなぜかモアイ。宮崎県の日南海岸にはモアイがあるのだ。

www.sun-messe.co.jp

イースター島のモアイの修復に協力した日本企業が、そのお礼にモアイの複製許可を得て作成したもので、7体並んでいる。以前見に行ったときは

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モアイ前の広場でハワイアンダンスを踊る集団のおばちゃんがいたのが印象深かった。

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恋人のパッケージに戻ると、右下の絵は高千穂峡。というかよくみると囲み模様のところにニワトリがいる。改めて左下を見るとマンゴーもあった。四隅にちゃんと配置していて面白い。とりあえず入れられるものは入れたという達成感は伝わってくる。

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これは鹿児島にある営業所が販売しているということか?宮崎の恋人なのに…。

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裏も長登屋系王道。

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挟まっているチョコがちょっと多いように感じるが、これだけそう見えただけだった。ほかは特に変わらず。

から始まり、があって黄色があって次は赤。ただ、ラングドシャクッキーではない。というかお菓子ではない。

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裏面にはちゃんと「赤い恋人は(株)秋山食品の登録商標です」とアピール。登録商標あるから私たちは堂々とやってますということだろうか。吉本興業面白い恋人登録商標の申請を却下された。長登屋も各地の恋人たちの登録商標を申請している

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3本入り。魚肉ソーセージのように見えなくもない。

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にゅるっと出してみた。出しづらい。嚙んで引っ張り出したから、歯形がついている。

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パッケージの裏面には食べ方レシピあり。

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とりあえず刺身風にしてみた。両面を焼いてマヨネーズというのも気になる。サラダ感覚はちょっとピンとこない。
味はもっとピリッとしていてもいいように思うが、つまみとしてはバクバク食べてしまうな。

全国の恋人たち(10) 白い他人たち

厳密にいうと恋人系のお菓子ではない。長登屋の影も薄かったりして(本家の影も)、白いけどすでに恋人ではなくて赤の他人状態のものなんだけど、一応紹介しておく。 

友だち以上恋人未満

友だち以上恋人未満

 

白い大阪

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面白い恋人登場後、関西に現れた恋人ブームから生まれたとおぼしき一品。大阪には雪が降らないから「白い大阪」になっている状況がよくわからなかったりする。

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ロール型になっているので、もはやパクリとは別次元ではある。

白いお台場

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東京にて。こちらもお台場が白くなるイメージがない…。こちらはホワイトチョコをラングドシャクッキーで挟む、本家とまったく同じ作り。

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レインボーブリッジは白いっちゃ白いのか。

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本家より小ぶりなのは長登屋系といっしょ。

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環境にやさしいアピールがあったり。

 


これに出会った後、しばらくして新たな出会いがあった。

黒いお台場

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もはや白くもなくましてや恋人でもないのでここで紹介するのは筋違いなのだが、あえて紹介したい。お台場の黒い要素って何だろう???違和感ばかりが募る。

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裏のフリーダイヤルとか販売者とか、白いほうは写真撮るのを忘れてしまった。黒いお台場のほうは、長登屋系恋人の流れをくんでいるような気がする。販売者シールのデザインは同じで、フリーダイヤルは長登屋系の他の恋人と同じ番号。どうも恋人系に限らず、日本全国のお菓子の問い合わせ先になっているようだ。

0120-223110 - Google 検索

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こう見ると変わらないが、

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ちゃんと黒い。白よりもビターだとは思うのだけれど、そもそものチョコレート感というかカカオ感は少ないように思える。

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水性インキ使用も変わらず。

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ついでにこのスイセイ君も調べてみた。

http://www.marufukukk.co.jp/work/flexo/index.html

「水性フレキソ印刷の証明として使用するロゴマーク」だそうで、フレキソ?とかキャラじゃなくてロゴマークなのか?とかいろいろ考えてしまうが、

hyogotsucool.seesaa.net

公式(?)よりもこのブログのほうがくわしく書いてあるな。

白い針葉樹

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長野県に存在していた。

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モンドセレクション金賞受賞してる。モンドセレクションといえばブルボンのお菓子のイメージがあるなー。
これはゴールドアワード(金賞)だけど、その上に最高金賞があるのか。
え、そうだったの!?モンドセレクションの衝撃真実 - NAVER まとめ

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長登屋ではなく、マツザワという地元企業が販売しているのだが、基本に忠実なラングドシャクッキー。味はどうかというと、これは本家に匹敵するぐらいうまい。

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白い恋人のように、クッキーからチョコがはみ出ていることはないのだが、チョコが厚い。本家より厚い。量があるので、ホワイトチョコの存在感が(本家より)しっかりしている。

白塗りの濃い人

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中途半端なことをするぐらいならこのぐらいやれよ!と頭の下がる思いがする一品。京都にいた「濃い」人だけに、一応白ぬり→舞妓とだじゃれが徹底している。パッケージの英文をよく読むと

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英語じゃなくてローマ字のメッセージが入っていた。

Otozureta Kyoto no maiko-han wa kao ga masshiro
Shiro-nuri no beppin-han
Sonna maiko-han ni koi wo shimashita

ちなみに、長登屋系は英語になっていて

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It is fit sweets in memories of travel. Everyone must eat sweets.
It is very pleased. It is a present from XXXXX.

とかになっている。XXXXは地名。白ぬりの濃い人のほうには、ちゃんとやりきってる感がある。蛇足ではあるが、本家はどうなっているかというと

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ローマ字でも英語でもなくフランス語になっている。これはたぶん白い恋人の名前の由来に関係がある。一応、石屋製菓の見解では「『白い恋人が降ってきたよ』という創業者の何気ない一言から来ている」ようなのだが、その一言を発した創業者の頭の中には、1968年にフランス・グルノーブルで行われた冬期オリンピックのドキュメンタリー映画「白い恋人たち」のことがあったはずだからだ。

白い恋人たち [DVD]

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ラングドシャもフランス語か。白ぬりの濃い人に話を戻すと、これは中身も一線を画している。

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中はラングドシャクッキーでもゴーフレットでもない。箱にはプチケーキとあるが、蒸しパンみたいな感じ。しかもポエム付きだ。

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先斗町を抜けて鴨川を歩くと
キラキラ光る川面の向こう側には
凛とした古都の美しい町並みが見える。

どこからか聞こえてくる三味の音
すると、白ぬりの濃い人が突然現れた。
「おきばりやす」
火打石の音と共に、中からそんな声がした。

なにげなく二階の窓に目をやると
羨ましそうに見とれている少女が一人
一瞬、京の時が止まって見えた。

 

白い森樹

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もはや何と読むのかはっきりしない。やはり、しんじゅと読んで真珠とかけてるのだろうか。これは沖縄を旅したとき、那覇国際通りにあるドンキホーテにあったもの。外国人観光客のためか、日本全国のお菓子が売っている一角があり、そこに置いてあった。日本全国のお菓子といっても、例えば萩の月だとかもみじまんじゅう、赤福とかそういったものはどこにもない。あまりなじみのないものばかりが並んでおり、知っているのは東京の恋人とか福岡の恋人とか島根の恋人ぐらい…
そんななかにこれがあった。北海道はもう何度も行っているが、これは初めて見た。沖縄で売っていたからだろうか?ホワイトチョコクランチとかWHITE CHOCOLATE CRUNCHと書いてあるリボンの部分などの処理が堂々としてるというか、白塗りの濃い人とはまた違ったすがすがしさを感じる。石屋製菓の目の届かないところで羽を伸ばしているような。

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札幌市内では見かけたことがないが、販売者は札幌の会社だ。札幌旬彩堂というところで、ググると土産物の卸や小売り、製造を行っている長野の会社タカチホの子会社であるようだ。ただ、この販売者シールは長登屋系に酷似している。

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裏面。フリーダイヤルの番号は上の黒いお台場と同じだ(ほかのスタンダード長登屋系とも同じ)。長登屋系であるのかそうでないのか、このフリーダイヤルの番号が目安になるかもしれない。この番号でないものは、長登屋系でないオリジナルなもののようだ。

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レギュラー長登屋系とは異なり箱には直接プリントされておらず、プリントされた包装紙が箱を包んでいる。紙をはがすと、何も描かれていない真っ白な箱が現れる。

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個々の包装は表のパッケージを踏襲。簡易な単色の個包装でないところはいい。

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チョコクランチだから長方形なのかと思ったらドーム型だった。かわいい感じでいいな。味は…チョコがシャリシャリしてるな。

 

 

terrortwilight.hatenablog.com

全国の恋人たち(9) 沖縄にいる恋人たち

沖縄の恋人

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デザインは長登屋系だが、通常の透明フィルムに包まれておらず、紙で包まれている。形も他の恋人とは異なり、正方形のものが標準形のようで、沖縄ではよく見かけた。これより大きなサイズもあるのだが、横長ではなく縦長になっていた。

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このような感じ。他の地方では見かけない恋人で、長登屋フォーマットでありながら内地とは一線を画している。
キャッチコピーはアイラブ【地名】系ではなく、方言でアイラブユー系。方言が標準語と大きく違ってるかどうかが地名と方言の選択基準だと思うが、方言系のほうが担当者のやる気を感じてしまう。
イラストはシーサー、ハイビスカス、首里城で、ここは冒険せず、無難にまとめている。

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販売者は長登屋ではなく、有限会社りゅうほうというところ。

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紙の包装を剥がすと、謎のレンガ柄がプリントされている。グスクの石垣のイメージなのだろうか?

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個包装はアレンジなしの長登屋フォーマット。数は10個入っている。ちなみに通常長登屋サイズだと12個入りだ。

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味は長登屋系から変化なし。王道の味。

琉球の恋人

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地のフォーマットをそのまま持ってきただけなのが沖縄の恋人だとすると、それに異を唱えるウチナーンチュの魂の形が琉球の恋人なのかもしれない。
そしてここでは、あくまでも遠くにありて思うものだった恋人がより具体的な姿を伴って現れている。シルエットではあるが、カップルがどこかのビーチを眺めているのだ。以前取り上げたなかでは、天橋立の恋人がこれに近いアプローチを取っていた(あくまでもイラストにとどまっていたが)。それは、旅先でわれわれが運命の出会いを果たし恋人になる存在ではなく、単にわれわれが旅先で見かけたいちゃいちゃしているカップルなのだ。そこにはロマンティックな要素はなく、日常と地続きの風景があるだけだ。全国で観光への幻想を振りまいている長登屋への、地元・沖縄からの冷めた解答がここにある。お前たちが求めている存在はこんなところにはないんだよ、という。

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沖縄の恋人と同様、透明ビニールではなく紙での包装。側面にも力強い主張を感じる。

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販売者は南都物産。かつてはハブ対マングースのショーとかやってたおきなわワールドを経営している南都の子会社のようだ。

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紙の包装を剥がすと、すべて真っ白の箱が出てくる。

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ラングドシャクッキーではなく、チョコインクッキー。外箱をくるむ包装紙にも「〜チョコインクッキー〜」とあったが、ここでさらにダメ押しして、個包装にもチョコインクッキーと書かれている。だが、琉球の恋人とはどこにも書かれていないのがちょっと面白い。

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なかに入っているチョコはカチカチじゃなくてトロッと柔らかかったのが意外だった。これはおいしいな。クッキーも適度にしっとりしてて、ヘーゼルナッツペーストの風味がいいアクセントになっている。

 

全国の恋人たち(8) 東海にいる恋人たちと再び長登屋について

全国に恋人たちを増殖させている長登屋というところは、本社が名古屋にある。

だから東海地方に恋人がいっぱいいるかというとそうでもなかったりする。恋人の本場はやはり関西であるといえる。吉本興業面白い恋人を生み、長登屋がそれに負けじと次々と恋人を作っていった歴史の重みがある。

名古屋の恋人

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名古屋の恋人はそんな大阪の恋人に負けまいとする強い意志が感じられる。白い恋人に似せようとする気持ちはさらさらない。「名古屋の恋人」と名乗るよりも、まず目を引くのが名古屋城であり、これまで姿を見せることのなかった恋人の横顔なのだった。

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他地域では添え物に過ぎなかったその土地の観光名所が、ここでは声高らかに主張している。お前、ほんとに長登屋なのか…?

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間違いなく長登屋だ。しかし、日本語の文章をパッケージに入れるという禁を破ってまで、それでもなお名古屋城のことについて語りたい、その地元愛に心打たれる。

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なはずなのだが、それは外見だけで、中身はいつもの長登屋ワールドが展開する。

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味も同じなんだよな…この肩透かし感…

みどりの恋人

静岡→お茶→緑色の発想から生まれた恋人。ちなみにこれまでここで取り上げたものには黄色がある。

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ラングドシャクッキーでもホワイトチョコでもなんでもなくて、煎茶チョコレート。抹茶チョコレートではない。

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これが裏。箱を開けると…

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あれ?間違えてお茶の葉を買ってしまったかのように思わせてくれるところが面白い。製造元の株式会社かねもはお茶の製造をメインにしているところだからこういう遊びができるのかも。

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チョコレートはひとつひとつ包装でくるまれている。石屋製菓白い恋人というよりは、六花亭のベビーチョコレートみたいだ。

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上部には花の模様があって、お茶の葉でもないようだしなんなんだろうと思ったが、六花亭のサイトを見ると…形どころか模様も同じだな…

〈公式〉六花亭オンラインショップ

ちなみにこっちが六花亭のベビーチョコレート(六花亭のオンラインショップより)。

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みどりの恋人の味だが、よくある抹茶チョコより後味がビター。悪くない。白い恋人かと思わせての六花亭というのは意外と芸が細かい。

どあらの恋人

これについては、こっちですでに触れた。やはりこれも長登屋系。

 

 

長登屋といえば、

特許情報プラットフォーム|J-PlatPat

という登録商標の出願状況を調べられるページがある。そこで出願人を株式会社長登屋で検索すると134件の商標が存在する(2016年3月25日現在)。

 

項番出願/書換/登録番号商標(検索用)出願日
1 登録0522939 家康 1957/8/17
2 登録1564983 新潟の女 1975/2/12
3 登録1574572 伊豆の恋文 1979/8/27
4 登録1657520 ぎんのすず 1980/9/9
5 登録1664982 とき物語 1980/12/25
6 登録1667125 織田信長 1980/4/25
7 登録1795909 箱根の恋文 1983/5/13
8 登録1854613 ときの卵 1984/2/3
9 登録1862998 信玄太鼓 1984/4/5
10 登録1963424 うみどりの玉子 1985/8/14
11 登録2313482 リトルワ-ルド物語 1988/5/25
12 登録2321682 名古屋コ-チン 1988/9/13
13 登録2353550 尾張名古屋物語 1988/10/5
14 登録2540056 金▲しゃち▼の玉子 1990/9/28
15 登録3029532 黒たまご 1992/8/12
16 登録3037161 温泉郷玉子饅頭\おんせんきょうたまごまんじゅう 1992/9/4
17 登録3046823 エイケツドウチュウ\英傑道中 1992/11/30
18 登録3059569 箱根の黒たまご 1992/8/12
19 登録3070975 名古屋コーチン物語 1992/12/22
20 登録3122234 名古屋コーチン 1993/4/23
21 登録3181742 真珠の玉子 1993/5/31
22 登録3202466 運河と蒸気の街 1993/11/30
23 登録3204607 名古屋コーチン伝説 1993/12/3
24 登録3213343 北海道開拓物語 1994/1/20
25 登録3215757 開拓の鐘 1994/2/10
26 登録3215758 海が見える坂 1994/2/10
27 登録3215759 白銀の酪園 1994/2/10
28 登録3244947 雪の恋人 1993/11/16
29 登録3245006 小樽への馬車道 1994/2/17
30 登録3245007 林檎園の六月 1994/2/17
31 登録3345750 なごや弁物語 1995/3/7
32 登録3352051 沖縄方言 1995/4/20
33 登録4002078 家康\秀吉\信長∞英傑 1995/1/31
34 登録4011424 三英傑\さんえいけつ 1995/1/31
35 登録4091755 ハワイの恋人 1996/3/8
36 登録4141456 すし屋横丁 1995/12/29
37 登録4141457 快転ずし 1995/12/29
38 登録4174515 新幹線 1996/8/19
39 登録4175693 ラベンダーの恋人\LAVENDER′S LOVER 1996/9/18
40 登録4218972 めんたい棒 1996/12/28
41 登録4317788 銀の鐘 1998/7/16
42 登録4374629 銀の鐘 1999/6/29
43 登録4396649 しばれかん\流氷凍れ館 1998/11/17
44 登録4442576 クリオネの妖精 1998/6/18
45 登録4444434 運河通り 2000/1/26
46 登録4445015 家康出世 2000/1/17
47 登録4466994 銀の鈴 2000/4/24
48 登録4566471 かもめ伝説 2001/7/27
49 登録4579075 アクアパラダイス 2001/9/26
50 登録4594537 名古屋\コーチン 2001/12/11
51 登録4641810   2002/5/22
52 登録4641826 おいしさのマーク∞ありがとう一筋 2002/5/28
53 登録4657486 名古屋\コーチン 2002/8/13
54 登録4801899 名古屋弁 2004/1/7
55 登録4844711 ひつまぶしの里 2004/7/13
56 登録4857954 しらさぎの親子 2004/9/17
57 登録4882450 六甲おろし物語 2005/1/12
58 登録4912183 銀河鉄道伝説 2005/3/30
59 登録4945135 雪の▲華▼ 2005/8/11
60 登録4946861 ひつまぶしの里 2005/8/18
61 登録4957786 ハタハタ小町 2005/10/6
62 登録4960395 江戸自慢 2005/10/13
63 登録4978698 会津牛∞福島\限定 2005/10/25
64 登録5028323 戦国武将 2006/6/5
65 登録5036180 秘密のデザート\おっぱいプリン∞Part2!∞紙∞プラ 2006/6/13
66 登録5050173 くろ雪の▲華▼ 2006/9/4
67 登録5080716 しらさぎの里 2007/2/16
68 登録5090694 §Mt.Fuji3776m 2007/4/17
69 登録5149117 栃木の味\§レモン入牛乳∞レモンの風味がきいてる\なつかしのあじ 2008/1/22
70 登録5191320 月見草 2008/7/1
71 登録5254601 ぶし\ひつま武士 2008/9/26
72 登録5264526 うかいものがたり\鵜飼物語 2009/2/9
73 登録5306417 超速リニアトレイン 2009/6/2
74 登録5306432 名古屋ことば 2009/6/12
75 登録5306465 赤べこの気持ち 2009/7/23
76 登録5328237 リニア中央新幹線物語 2009/6/2
77 登録5381850 とちおとめの気持ち 2010/4/26
78 登録5389107 新幹線 はやぶさでゴー 2010/7/5
79 登録5389188 行ってきタワー 2010/8/27
80 登録5389189 良かっタワー 2010/8/27
81 登録5389190 天空の塔 2010/8/27
82 登録5389191 夢のスカイタワー 2010/8/30
83 登録5397886 奈良の恋人 2010/10/19
84 登録5397887 京都の恋人 2010/10/19
85 登録5397888 大阪の恋人 2010/10/19
86 登録5410373 名古屋の恋人 2010/12/22
87 登録5419572 戦国武将家康伝 2010/8/26
88 登録5419573 戦国武将秀吉伝 2010/8/26
89 登録5421156 流氷クリオネ 2011/1/5
90 登録5437425 坊ちゃんの恋人 2011/3/2
91 登録5438956 飛騨の恋人 2011/3/16
92 登録5448219 博多の恋人 2011/4/18
93 登録5448220 出雲の恋人 2011/4/18
94 登録5462654 温泉に入ってきました。 2011/7/28
95 登録5462655 旅してきました。 2011/7/28
96 登録5462656 観光してきました。 2011/7/28
97 登録5485037 湖国の四季 2011/10/24
98 登録5485038 温泉物語 2011/10/24
99 登録5488616 東京の恋人 2011/11/21
100 登録5494602 佐賀の恋人 2011/12/13
101 登録5494603 宮崎の恋人 2011/12/13
102 登録5494608 千葉の恋人 2011/12/14
103 登録5494609 茨城の恋人 2011/12/14
104 登録5494610 いわきの恋人 2011/12/14
105 登録5494611 平泉の恋人 2011/12/14
106 登録5494612 松島の恋人 2011/12/14
107 登録5494613 宮城の恋人 2011/12/14
108 登録5494614 蔵王の恋人 2011/12/14
109 登録5494615 庄内の恋人 2011/12/14
110 登録5494616 秋田の恋人 2011/12/14
111 登録5494617 岩手の恋人 2011/12/14
112 登録5494631 日光の恋人 2011/12/16
113 登録5499357 福島の恋人 2011/12/15
114 登録5504580 武将隊 2012/1/10
115 登録5504581 秀吉武将隊 2012/1/10
116 登録5520066 舞妓さんの恋人 2012/4/4
117 登録5521371 信州の恋人たち 2011/12/15
118 登録5528506 仙台の恋人 2012/5/2
119 登録5552567 小樽の恋人 2012/9/7
120 登録5552580 タイヤカス 2012/9/12
121 登録5552581 静岡の恋人達 2012/9/12
122 登録5557403 春姫の郷 2012/8/6
123 登録5557404 春姫の嫁入り 2012/8/6
124 登録5569050 金シャチの里 2012/11/6
125 登録5569051 金シャチ自慢 2012/11/6
126 登録5580142 名古屋本丸御殿 2012/2/22
127 登録5586673 伊達物語 2013/1/9
128 登録5594082 §川越 イもグラ 2013/2/20
129 登録5595336 ひだもん 2013/3/1
130 登録5616657 安曇野の恋人 2013/5/9
131 登録5629037 ひだもん 2013/7/5
132 登録5657088 月姿\つきすがた 2013/11/6
133 登録5709793 Dino Paradise 2014/6/5
134 商願2015-096401 雪の∞はな∞Dessert\Cafe 2015/10/06

51番は商標名でなくイメージの登録なので、実質133件。この中から恋人だけを拾っていくと32人いる。面白い恋人が販売を開始したのは、ウィキペディアによると2010年7月19日とある。大阪の恋人、京都の恋人、奈良の恋人の3人がまとめて申請されたのは2010年10月19日。わずか3カ月の間で、大きく歴史は変わったと言っていい。にしてもそれ以前に、雪の恋人というのが1993年に生まれていたのが意外だ。

 

 

ところで、どこの企業なのかはまったく書いてないのだが、サイゾーウーマンにこんな記事があった。

「これは商売をする上でのモラルの問題。大手企業がこれだけの規模でパクリ商品を販売するというのに、石屋製菓さんには事前連絡も一切なかったというじゃないですか。タダ乗りしていい話じゃないことは十分理解していたはず。吉本さんは事前の挨拶、お笑いで言うところの"つかみ"を怠ってしまったから、石屋製菓さんに『面白くない』なんて言われてしまったんですよ」

などと「同じく『○○の恋人』のネーミングで商品を販売する企業広報」がコメントしている。さらに

ウチは当然商標も取っているし、石屋製菓さんも名前くらいは存じているでしょうが、過去10年以上、物言いがあったことは一度もありません

とも発言している。いわば同じ土俵に乗っているのは変わらないのに、どういう企業の広報かわからないが吉本にはずいぶん上から目線だが…。このコメントからすると、この会社は事前に石屋製菓に挨拶したのだろうか?それにしては「石屋製菓さんも名前くらいは存じている」っていうのが変だし。「匿名を条件に取材に応じた」ということで企業名は書いておらず、どういう企業なのかはまったくわからないのだが。

 

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