全国の恋人たち(18) まだ関東にいる恋人たち

群馬の恋人

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群馬の恋人も長登屋系の恋人だ。ほぼ長登屋系の様式美を守っている。

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温泉が描かれている。群馬で温泉といえば草津だろうと思うのだが、草津の恋人というのは別に存在している。なぜあえて群馬の恋人をわざわざ作っているのか?

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たぶんコイツのせいではないだろうか。だるまで有名な高崎で恋人を売りたい!だけど草津の恋人だとちょっと違うんだよなー…そこそこ離れてるし。群馬の恋人を作らないとダメだよ、とか企画会議で発言した者がいたに違いない。そうして群馬の恋人を作ろうとしたのはいいものの、だるま以外に何のイラストを入れるかで散々悩んだあげく、やっぱ草津温泉しかねえか…と渋々温泉の絵を入れたのではないかと勝手に想像している。だるまのイラスト2つ、という手もあったのかもしれない。色違いとかで。

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ただ、I♥︎LOVE GUNMA部分に強引にだるまを持ってきているので、さすがにだるま3つはやりすぎでしょう!みたいな意見が出たために温泉にせざるを得なかったのかもしれない。しかしだるまの顔の描写が細かいな。ほかにこだわれるところがなかったのだろうか?

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相変わらず長登屋系恋人共通のフリーダイヤル。

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販売者はちゃんと長登屋だった。カタカナのナガトヤ表記しているところもあるのだが(大阪や東京はカタカナのナガトヤ表記)、ここは漢字。

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中身は同じ全国共通仕様。

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このあたりもまったく同じ。味のバリエーションはなし。あまり判で押したように同じだと食べてて悲しくなることがある。全国の恋人を食べ比べる人がほかにいないので、誰にもわかってくれない悲しみなのだが。

小江戸 川越の恋人

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川越の恋人は限定であることを強調している。ほかの全国の恋人のような、長登屋フォーマットのデザインではないということを強調したいのではなくて、

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多分さつまいも味のほうを強調したいのだろう。川越限定っていうと小江戸ビールが思い出されて、さつまいもの印象はないのだが、

川越とサツマイモ/川越市

というページの存在を見つけた。このページは

川越はサツマイモのイメージが定着しているよね。

から文章が始まっていた。川越とさつまいもの関係について、これまでまったく知らなかったことを深く恥じ入るばかりだ。

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裏面のお問い合わせフリーダイヤルは長登屋系恋人の共通番号だったが、

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販売者はケヤキ堂という会社になっている。販売者が印刷されているテープの印字は長登屋系と同じデザインなのだが。

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箱に直接プリントしているのではなく、印刷された紙にくるまっているパターン。沖縄の恋人などと同じだ。箱自体にはなぜかレンガ風のデザインが施されている。

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個包装は川越オリジナル。さすが限定。

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写真ではわかりづらいが、通常の恋人系のホワイトチョコに比べ、黄色がかったチョコが挟まれている。ほのかにスイートポテトっぽくて好印象。

横浜 黄色い恋人

すでに黄色い恋人は関西にいて紹介済みなのだが、横浜にも別の恋人がいた。

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すでに紹介した恋人は、黄色い新幹線のドクターイエローをモチーフにした恋人だったが、こちらはバナナラングドシャなので黄色いようだ。

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バナナの皮のこの曲線がちょっとエロティック。

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右下にある第5768641号って何なんだろうと思ったら、商標登録の番号だった。商標の出願状況などを見ることができる特許情報プラットフォームで調べてみると

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面白い恋人では本家の石屋製菓と裁判沙汰になってしまったので、うちは正しく商標登録してますよというアピールのようだ*1。権利者は長登屋ではなく、はやしという会社だった。ここか。

k-hayashi.jp

本社は神奈川ではなく、長野の会社だった。

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販売者の横浜マリンフーズというところは、上記の株式会社はやしの横浜営業所になっている。

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外箱パッケージデザインが個包装にも使われている。ただ、ここには横浜という文字が書かれていない。どうもこの黄色い恋人、同じデザインで飛騨高山にも存在しているようで、中身を使い回すためにあえて横浜という地名を外したようだ。

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ちょいエロな恋人たちが1枚1枚にプリントされている。この程度のこだわりでいいので、長登屋には見習ってなんとかしてもらいたいところだが…

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バナナ味のお菓子はどうしても人工的な味わいのイメージが強い。以前紹介した大阪バナナの恋人とか。ただ、これはそこまで人工感なくておいしい。大阪バナナの恋人や東京ばな奈はもっと人工感あった気がする。

栃木 乙女の恋人

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栃木の恋人は別にあるので、こちらは乙女の恋人。とちおとめにかけていて、かつイチゴ味なので、そこはうまくまとめている。0系である本家や100系といえる長登屋系への反発なのか外見を黒基調にしているところも好感が持てる。

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やはり気になったのが横浜 黄色い恋人同様、登録商標の番号を表示していることだ。これはやはり石屋製菓に対する忖度なのだろうか? 上記の特許情報プラットフォームで乙女の恋人を調べてみると

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出願日が面白い恋人騒動の13年前になっている。それでもあえて入れてるのか…。

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長登屋系ではないのでフリーダイヤルの番号も違うのだけれど、販売者を見ると

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ダイエーとある。ダイエー…?????? 何をやってるんだと思ったら、あのダイエーじゃなく、栃木にある別の企業だった。

nikko-daiei.jp

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ちょっと見えにくいが、イチゴのチョコが挟まっている。とちおとめだからなのか?イチゴ味がしっかりしていておいしい。福岡の恋人とかもイチゴ味だったが、こっちのほうがおいしかった。福岡の恋人は特にあまおうを使ってるわけではなかったし。

原宿の恋人

恋人も1県に1人というわけにはいかず、複数の恋人が存在する。東京の恋人の独占状態に反旗を翻したのがこの原宿の恋人だ。

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これまで長登屋系の恋人で、商品名の上部のキャッチコピーのような文言には、「めっちゃ好きやねん❤︎」などの方言パターンか「I ❤︎(地名)」パターンの2つしかなかったのだが、今回は「好きです、原宿」となっている初めて見かけるパターンだ。商品名ロゴも明朝体の固い感じでなく、ちょっとくだけたものになっている。精一杯の背伸びをしておしゃれになってみましたというところだろうか?それにしても誰に向けてのアピールなのだろうか???しかし、好きですとストレートに言われると、どうしても思い出すのは好きですサッポロなんだよな…それでサッポロ→白い恋人という連想が浮かぶ。イラストは原宿駅と竹下通りの入口のアーチ。カワイイ的なものや裏原的なものはあえて無視しているところが面白い。

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正統の長登屋系恋人は、筆記体で「旅の思い出のお菓子」だとかなんとか共通の文言が英語で書いてあったが、これはブロック体になっているうえ、英文も違う。

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長登屋系恋人の共通お問い合わせフリーダイヤルの番号とは異なる番号だ。これ実は長登屋系じゃないのかな?と思っていたら

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販売者はナガトヤだった。番号は東京のナガトヤのフリーダイヤルのようだ。

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これも包装紙にプリントされており、箱自体は真っ白。

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そしていつもの個包装。

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味もいつもの長登屋系ホワイトチョコだった。

渋谷の恋人

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東京に反旗を翻した恋人は原宿だけでなく、渋谷にもいた。

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この恋人、見かけるようになったのはつい最近(2017年)で、それ以前は遭遇していない。これをいま持ってくるところが味わい深い。

www.itmedia.co.jp

これが2010年末のニュースだからね!

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フリーダイヤルは長登屋系共通。これはラングドシャクッキーの恋人ではなくショコラクランチの恋人だが番号は同じ。

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原宿の恋人と同じナガトヤ。まあ東京の恋人も同じだが。

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これも表面紙でくるんでいる恋人なので、はがすと箱は真っ白。

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ショコラクランチ系の共通の個包装だ。箱をくるんだ紙をはがすと、もはや何の恋人なのかわからなくなってしまうのが悲しい。

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ホワイトチョコがコーティングされている。同じ姿をしたものは、過去に紹介したものだと宮崎の初恋とか飛騨の恋人の別バージョンとかがある。全国の長登屋系恋人をいっぱい食べてきたこともあり、こちらのクランチのほうがおいしく思えてきたりする。

*1:登録商標の状況については以前こちらでまとめた